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投稿日:2023.6.23

歯並びは体調に影響する?

歯並びは体調に影響する?

歯並びは見た目だけの問題ではありません。
実は歯並びの悪さは全身の体調と密接な関係があります!
では、歯並びの悪さを放置してしまうとどのような影響があるのでしょうか?

①虫歯・歯周病になりやすい

歯並び悪い 体調 影響歯並びが悪いと、歯をキレイに磨くことが難しくなり、そのため汚れが残りやすく、虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。
歯が重なっていたり凸凹があると、歯ブラシの毛先が隅々まで届かない場合があります。
歯垢や歯石がたまり、虫歯や歯周病といった歯の疾患にかかりやすくなります。
また、唾液には口腔内をキレイにする自浄作用がありますが、噛み合わせが悪くよく食べ物を噛むことができないと、唾液の分泌量が少なくなり口腔内を十分に殺菌できなくなってしまいます。
このため口腔内はどんどんと汚れが溜り、歯の疾患にかかりやすい状態になります。

②ドライマウスや口臭の原因となる

歯並び悪い 体調 影響

特に出っ歯の場合は、上顎が狭いので舌がおさまるスペースがなく、口が自然に開いてしまうことがあります。
また、歯が出ているため唇が閉じず、口呼吸になりやすくなります。
そして口腔内が乾燥すると細菌が繁殖しやすくなり口臭がきつくなってしまいます。

③顎関節症を引き起こす

歯並び悪い 体調 影響歯並びが悪いと正しい噛み合わせからズレを起こしてしまい、顎関節に過度な負担がかかり顎関節症を引き起こす原因となります。
歯全体に均等な力がかからないと一部分に強い力がかかってしまい、咀嚼の際に使われる筋肉に左右差が生じてしまったり、顎の動きや全体のバランスも悪くなります。

④咀嚼機能の低下

歯並び悪い 体調 影響食べ物は胃や腸で消化され、はじめて栄養として体内に吸収されます。
そのためわたしたちは食べ物を口に入れると、まず飲み込みやすく消化のしやすい大きさにかみ砕きます。
また噛むことで唾液を分泌させ、唾液に含まれる消化酵素と食べ物を混ぜ合わせ、消化のしやすい状態にします。
歯並びが悪いと上手くよく噛むことが出来ないため、食べ物をしっかり咀嚼せずに飲み込んでしまいます。
これが続くことで胃腸などの消化器官に強い負担を与えてしまい、
さらにこの習慣が日常的に続いてしまうと、消化不良や胃腸の弱い体質をつくってしまいかねます。

⑤発音障害が起こる

歯並び悪い 体調 影響歯並び悪い 体調 影響反対咬合や開咬といった奥歯が噛み合っていても、前歯が噛み合っていない状態といった不正咬合のパターンは、サ行やタ行の発音が難しくなってしまいます。
歯並びの悪さから舌のあたり方や空気の漏れなども発音障害の原因と考えられます。

⑥顔がゆがみやすい

歯並び悪い 体調 影響噛み合わせが悪いと、噛み癖が出てきてしまいます。
全体でうまく噛めず片側だけでいつも噛んで食事をしていると、少しずつ顔のバランスが左右で変わっていくことがあります。

⑦全身の筋肉や骨に負担がかかる

歯並び悪い 体調 影響噛み合わせの悪さは咀嚼機能に関する筋肉や顎関節に強い影響を及ぼしますが、首や肩、腰や骨盤とつながりのある部位にも負担が生じます。
そして全身のバランスもズレてしまい、そのため慢性的な頭痛や腰痛、肩こり、めまいなどの症状が出てしまう場合があります。

まとめ

歯並びと体の不調はお互いに関わっている面が多くあります。
歯並びの悪さはいろいろな種類があるため、状況に合わせた正しい対処、治療が必要です。
口腔内をはじめ体に及ぶ様々な影響は、これから生活していく上で大きく左右されるかもしれません。
今回紹介した点で少しでも心当たりのある方は、一度歯列矯正を行うことを考えてみてはいかがですか?
横浜駅前歯科・矯正歯科