menu
close

ブログ

投稿日:2024.2.19

あごのシワが気になる!「梅干しジワ」は矯正で治るの?

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆

あご しわ 矯正治療 治る

口を閉じたときに、ふと下あごのシワが気になったことはありませんか。
凸凹としていることから「梅干しジワ」と呼ばれ、口を閉じる時に下あごの筋肉が収縮することにより起きてしまいます。
今回は、下あごのシワ「梅干しジワ」について、「シワになる原因」と「矯正で治るのか」について解説していきます。
下あごの梅干しジワが気になっている方はぜひ、参考にしてください。

下あごのシワ「梅干しジワ」とは

口を閉じたときにあらわれる下あごの凸凹のシワのことを「梅干しジワ」といいます。
一般的にシワは年齢を重ねるにつれ皮膚がたるむことでできるので、高齢の方に見られるシワと思われがちですが、「梅干しジワ」は年齢に関係なくあらわれるので、若い人からすると「梅干しジワ」があることでより老けてみられる、老けていると思われることがあといえるでしょう。

「梅干しジワ」は、誰にでもあらわれるシワではなく、一定の条件がそろえば年齢に関係なくあらわれてしまいます。

下あごに梅干しジワがあらわれる3つの原因

下あごに梅干しジワがあらわれる3つの原因とは以下のとおりです。

● 不正咬合
● 下あごの後退
● 食いしばりなどの癖

あご しわ 矯正治療 治る梅干しジワは口を閉じるときに使う下あごの筋肉「オトガイ筋」が収縮することで出現してしまいます。
オトガイ筋は下くちびるから顎の先端に伸びている筋肉で、オトガイ筋の収縮は、歯並びにより無理に口を閉じないといけなくて力が入ってしまう場合や顎が後退していて口を閉じるのが難しい場合などに起こるといえるでしょう。

したがって、梅干しジワは歯並びや顎の位置によって、過度にオトガイ筋を使って口を閉じなければならないときにあらわれてしまいます。
そこで、オトガイ筋が収縮し梅干しジワがあらわれる3つの原因について説明していきます

1.不正咬合

あご しわ 矯正治療 治る出っ歯や開咬などの歯並びや噛み合わせにより、口が閉じにくい症例では、オトガイ筋が収縮してしまい、梅干しジワがあらわれてしまいます。
また、歯並びが悪いことを隠すために無理に口を閉じてしまうことも梅干しジワになる原因ともいえるでしょう。

2.下あごの後退

あご しわ 矯正治療 治る下あごが後退している症例もオトガイ筋が過度に働き梅干しジワになってしまいます。
下あごが上あごよりも小さい、また後退している場合は、上の歯がかなり前にあり、口を閉じるのが困難になり下くちびるを頑張って引き上げる必要があります。
いちじるしくあごの大きさが違うケースでは手術が必要になることも考えられるでしょう。

3.食いしばりなどの癖

あご しわ 矯正治療 治る食いしばりや歯ぎしりなど、上下の歯に力が入ってしまうことで梅干しジワがあらわれることがあります。
食いしばりや歯ぎしりなどの癖は歯への負担がかなりかかってしまうため、専用のマウスピースを装着する、力を入れないようにするなどの対策が必要となるでしょう。

放置しておくと、歯が欠けたり顎関節症などの症状が起きたりするので、何もしないのはおすすめしません。

梅干しジワになりやすい4つの歯並び

梅干しジワになる原因として前述したように不正咬合が深くかかわっています。
ここでは「梅干しジワ」になりやすい4つの歯並びを紹介します。

1.出っ歯(上顎前突)

あご しわ 矯正治療 治る上の歯や顎が下の歯や顎より前に出ている歯並びを出っ歯(上顎前突)といいます。
上の歯が出ているため、上のくちびるが閉じにくく、上下のくちびるを閉じようとすると下あごに力が入ってしまい「梅干しジワ」におきやすくなります。

2.受け口(下顎前突)

あご しわ 矯正治療 治る受け口(下顎前突)は下の歯や顎が上の歯や顎より出ている歯並びのことをいいます。
出っ歯と同様、口を閉じるのに下あごに力が入ってしまい「梅干しジワ」になりやすいのです。

3.口ゴボ(上下顎前突)

あご しわ 矯正治療 治る上の歯と下の歯が凸凹と出ている状態を口ゴボ(上下顎前突)といいます。
歯並びが凸凹しているため口元が膨らんでしまい、唇を閉じるのに筋肉の緊張がおこりやすくなり「梅干しジワ」が出現してしまうのです。

口ゴボは、横から見ると鼻と口元の位置が同じまたは口元がさらに出ている状態をいい顎の劣成長や遺伝によりおきやすいケースと考えられます。

4.開咬(オープンバイト)

あご しわ 矯正治療 治る開咬は上と下の前歯が噛んでおらず奥歯のみで噛んでいる状態のことをいいます。
前歯が噛み合っていないことでくちびるを閉じる距離がかなり長くなり、オトガイ筋が緊張し「梅干しジワ」になってしまいます。

また、開咬は奥歯でしか噛んでいないため、奥歯への負担がかなり懸念される歯並びといえるでしょう。

梅干しジワは矯正で治る?3つの矯正治療について

梅干しジワになる原因として、不正咬合が大きくかかわってきます。
矯正治療により、くちびるに力を入れることなく口が閉じられる歯並びになれば、梅干しジワは自然に消失し治るでしょう。
今回紹介するのは以下の3つの矯正治療です。

● ワイヤー矯正(表側)
● 裏側矯正
● マウスピース矯正

矯正治療はご自身の歯並びや噛み合わせによって適切な治療や期間は変わります。
また、梅干しジワの改善のための矯正治療は通常の矯正治療と変わりはありません。
梅干しジワが気になる方は当院で一度相談してくださいね。

1.ワイヤー矯正(表側)

ワイヤー矯正は歯の表面に器具を付けワイヤーで歯を動かすベーシックな矯正治療です。
最近では白いセラミックの装置もあるので、金属の器具よりも目立つことなく治療ができるようになりました。
出っ歯、口ゴボや開咬など梅干しジワの原因になる歯並びはもちろん、さまざまな症例に対応できる矯正治療といえるでしょう。
ただし、ご自身で装置を外したりすることができないため、定期的な来院が必須といえます。

2.裏側矯正

裏側矯正はその名の通り歯の裏側に矯正装置を付ける矯正治療です。
表側のワイヤー矯正と違い、装置を歯の裏側に装置を付けるので慣れるまでは話しにくいですが、笑った時など、装置が見えにくいため表側のワイヤー矯正より目立つことなく矯正治療を行えるといえます。

また、すべての歯科医院で取り扱っている治療ではないので、裏側矯正が気になる方は一度相談することをおすすめします。

3.マウスピース矯正

あご シワ 梅干しジワ 矯正治療 治る 改善

マウスピース矯正

透明のマウスピースをはめて歯並びを治すマウスピース矯正です。
マウスピース矯正は1日20〜22時間以上マウスピースを装着し、歯を徐々に動かしていき、ご自身で取り外しが可能なので清掃も楽にできます。
また、金属を使用しないので、金属アレルギーがある方でも安心して行える矯正治療といえるでしょう。

ただ、複雑な歯並びなどは適応されない場合があるので、歯科医師と相談する必要があります。

矯正以外での梅干しジワの治療方法

梅干しジワがあらわれる原因は不正咬合とお伝えしましたが、不正咬合を治療する矯正以外の方法でも梅干しジワを治療することが可能です。
ここでは矯正以外での梅干しジワの治療方法を紹介していきます。

1.外科手術

下あごが極度に出ている症例や、あごの成長度合いによって外科手術で対応する場合があります。
矯正治療では、あごの大きさを大幅に変えることが難しい症例の場合は外科手術が適応されるケースがあるためです。
外科手術は口腔外科との連携が必要になります。
手術となると入院の可能性もあるので、費用や時間などについて、しっかり担当医と相談する必要があるでしょう。

ただし外科手術は矯正治療よりも短期間で、治療後の変化は理想に近づける可能性が高くなる治療ともいえます。

2.注射による治療

あご シワ 梅干しジワ 矯正治療 治る 改善下あごに筋弛緩作用のある製剤やふくらみをもたせる製剤を注入して梅干しジワを目立たなくする治療方法です。
下あごに製剤を注入することでオトガイ筋の収縮を緩和、目立たなくする効果があります。
ただし製剤は身体に吸収されてしまうため、製剤を定期的に下あごに注入する必要があるので永久的な治療とはいえません。

まとめ

下あごの「梅干しジワ」について、原因と治療方法について説明しました。
梅干しジワは誰にでもあらわれるシワではなく、不正咬合などの問題でオトガイ筋が収縮することで出現するシワです。

梅干しジワの原因となる不正咬合を根本的に治療するには矯正治療が第一選択になるといえるでしょう。
矯正治療は症状や治療内容によって期間や費用が変わってきます。
下あごの梅干しジワが気になる方は遠慮なく当院にご相談ください。

歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
≫無料矯正カウンセリングのご予約はこちら
矯正 リテーナー 保定装置 後戻り