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ブログ

投稿日:2024.2.16

矯正治療中のおやつの選び方・食べ方のポイントを解説します!

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆

「矯正治療中、おやつは今まで通り食べても大丈夫?」
矯正治療中、今まで当たり前に口にしていたものが食べられるのか、おやつや間食は大丈夫なのかなど、食に関して気になる方が多いのではないかと思います。今回は、矯正治療中のおやつの選び方や食べ方のポイントなどを解説します。

矯正中のおやつの選び方や食べ方の大きなポイントは?

  1. 虫歯になりにくいおやつを選ぶ
  2. 矯正装置に挟まらないおやつを選ぶ

上記2点が大きなポイントです。詳しく解説します。

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虫歯になりにくいおやつの選び方のポイントとは?

①糖分の少ないおやつを選ぶ

おやつを選ぶ際には、糖分の含有量をチェックしましょう。糖分の含有量が少ない、または糖分が含まれていないおやつを選ぶようにしましょう。

②短い時間で食べ終わること

おやつは、食事と食事の間などに、何回かに分けて食べることが多くあります。
食べ続けることで、歯に糖分が長時間付着し、虫歯のリスクが高まるため短い時間で食べ終わることが大切です。

③歯にくっつきやすいこと

おやつの中には、歯にくっつきやすいものもあります。歯にくっついたおやつは、歯垢が付きやすく、虫歯のリスクが高まります。

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具体的にはどんなおやつがあるの?

  • ①せんべい、クラッカー、ポテトチップスなどのスナック菓子

糖分が少なく、短い時間で食べ終わる、歯にくっつきにくいという条件を満たしています。また、一口サイズに切って食べると、さらに安心です。

  • ②砂糖不使用のビスケットやクッキー

糖分は少ないものの、噛み応えがあり、満足感を得やすいです。ただし、粘着性のあるものは避けましょう。

  • ③ゼリー、プリン、アイスクリーム、果物などの水分量が多いもの

糖分は多少含まれているものもありますが、水分量が多いため、歯にくっつきにくく、食べた後はすぐに歯磨きができます。

  • ④煮干し、スルメ、ナッツ類などの噛み応えのあるもの

噛み応えがあり、唾液の分泌を促す効果があります。また、糖分は少ないものが多いです。
ただし、ワイヤー矯正の場合は硬いものを食べると装置が外れやすいことがあるので注意が必要です!
また、キシリトールやアスパルテームなどの糖アルコールが含まれているものも、虫歯になりにくいと言われています。

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矯正装置に挟まらないおやつを選ぶポイントは?

矯正装置には、ワイヤーやブラケットなどの金属部品があります。これらの金属部品に、おやつが挟まってしまうと、矯正装置が破損したり、歯茎が傷ついたりする可能性があります。そのため、矯正装置に挟まらないおやつを選ぶことが大切です。 装置に挟まりにくいおやつのポイントや食べ方のポイントを説明します。

①一口サイズに切って食べる

矯正装置に挟まるのを防ぐため、一口サイズに切って食べましょう。

②ゆっくりと噛んで食べる

ゆっくりと噛んで食べることで、唾液の分泌を促し、虫歯の予防につながります。

③食事の間に食べる

食後すぐにおやつを食べると、食後すぐに虫歯の原因となる酸が発生します。そのため、食事の間におやつを食べるようにしましょう。

④すぐに歯磨きをする

おやつを食べた後は、すぐに歯磨きをして、歯垢を取り除きましょう。

⑤食べ過ぎないこと

おやつは、1300kcal程度を目安にしましょう。食べ過ぎると、糖分が長時間歯に付着し、虫歯のリスクが高まります。

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矯正治療中は、歯磨きがしにくいため、歯間ブラシやフロスなどの歯間清掃を積極的に行うようにしましょう。
また、就寝前には、必ず歯磨きをして、虫歯の原因となる酸を除去しましょう
矯正治療中は、ストレスや緊張を感じやすくなることがあります。ストレスや緊張は、唾液の分泌を抑制し、虫歯のリスクを高めると言われています。そのため、リラックスできる時間を作り、ストレスや緊張を溜め込まないようにしましょう。

そもそも、なぜ虫歯ができるのでしょうか?

虫歯は、歯の表面のエナメル質が溶けて、穴が空いてしまう病気です。虫歯の原因となるのは、歯垢中の細菌です。
歯垢は、食べ物や細菌が歯に付着して固まったものです。歯垢中の細菌が糖分を分解すると、酸が発生します。
酸は、歯の表面のエナメル質を溶かして、虫歯の原因となります。
虫歯の進行は、以下の3つの段階に分けられます。

初期虫歯

初期虫歯は、エナメル質の表面にわずかな穴が空いた状態です。初期虫歯の段階では、痛みなどの自覚症状はありません。

進行虫歯

進行虫歯は、エナメル質の内部まで虫歯が進行した状態です。進行虫歯の段階になると、冷たいものや甘いものを口に入れたときに、痛みを感じるようになることがあります。

深刻な虫歯

深刻な虫歯は、象牙質や歯髄まで虫歯が進行した状態です。深刻な虫歯の段階になると、強い痛みが生じ、歯が抜けてしまうこともあります。

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虫歯になる理由とは?

虫歯になる理由は、大きく分けて3つあります。

糖分の摂取

虫歯の原因となるのは、歯垢中の細菌です。歯垢中の細菌が糖分を分解すると、酸が発生します。
酸は、歯の表面のエナメル質を溶かして、虫歯の原因となります。
お菓子には、糖分が含まれているものが多いため、虫歯になりやすいと言われています。

歯垢の蓄積

歯垢は、食べ物や細菌が歯に付着して固まったものです。歯垢は、虫歯の原因となる酸を発生させるだけでなく、歯の表面を傷つけ、虫歯の進行を促します。
お菓子は、歯にくっつきやすいものが多いため、歯垢が蓄積しやすくなります。

唾液の分泌量の減少

唾液には、歯の表面を洗い流し、酸を中和する働きがあります。また、唾液には、歯の表面を強化する成分も含まれています。
お菓子を食べると、唾液の分泌量が減少します。唾液の分泌量が減少すると、虫歯のリスクが高まります。

お菓子と虫歯の関係

お菓子は、虫歯の原因となる糖分が多く含まれているため、虫歯になりやすいと言われています。

虫歯の予防のためにできること

矯正治療中(特にワイヤー矯正の場合)は歯みがきが行き届かないことも多く、虫歯や歯周病のリスクは高くなってしまいます。
虫歯が出来てしまうと、矯正治療にも影響が出てきてしまうため、虫歯にならないように気を付ける必要があります。
虫歯予防として出来ることをやっていきましょう!虫歯予防として出来るポイントを説明します。

食後は必ず歯磨きをする

食後には、必ず歯磨きをして、歯垢を取り除きましょう。食後すぐにおやつを食べると、食後すぐに虫歯の原因となる酸が発生します。そのため、おやつを食べたい場合は、食事の間におやつを食べるようにしましょう。

フッ素を利用する

フッ素は、歯の表面をコーティングして、酸による溶解を防ぐ効果があります。歯磨き粉やマウスウォッシュなどにフッ素が含まれているものを使いましょう。

定期的に歯科検診を受ける

虫歯の早期発見・早期治療のために、定期的に歯科検診を受けるようにしましょう。

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矯正治療中は、おやつを全く食べないのは難しいかと思うので、食べる場合は、虫歯のリスクを抑えるように、おやつの選び方や食べ方、予防に気を配りましょう。
関連記事はこちら→甘いものを食べると虫歯になるってホント?
        →矯正の前に、虫歯治療って必要?
        →ワイヤー矯正中の食事~食べ方のコツ~

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