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ブログ

投稿日:2023.10.9

マウスピース矯正の痛みってどれくらい?原因や対処法を解説します!

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます

マウスピース 矯正 痛み 対処矯正は、ほとんどの方が初めて治療をするので、痛みがないか気になる方も多いのではないでしょうか。
痛みには個人差がありますし、マウスピース矯正はほかの矯正方法に比べて痛みが出にくいといわれています。
そして、痛みが出やすいタイミングがあり、その対処法もありますのでご安心ください。
今回はマウスピースの痛みが出やすいタイミングと対処法について詳しくご紹介します。

痛みが出やすいタイミングとは?

1 歯が動いている時

歯科 矯正 期間 目安 平均マウスピースを装着すると、歯に弱い力がかかり、歯を支えている組織にも伝わります。
歯を支えている骨には、「歯根膜」という噛む力を分散するクッションの役割をしている膜があります。
この歯根膜は一定の厚みを保とうとする働きがあり、歯を動かしたい方向は縮みます。
一方、力が加わっている部分は引っ張られていますが、それぞれ、厚みを保とうとして骨を作る細胞と骨を溶かす細胞が働きます。
この働きを繰り返して歯は少しずつ動いていくのですが、この過程で痛みが出やすくなります。
また、矯正で力がかかっている時には、歯が敏感になっているため、痛みを感じやすくなります。

対処法

マウスピース 矯正 痛み 対処歯が動いている痛みは一時的なことが多く、通常は2~3日程度で落ち着きます
そのため、痛みが出ている期間は痛み止めを服用して対処しましょう。
また、硬いものを噛むと歯に負担がかかって傷みが出やすくなってしまうため、痛みが出ている期間は歯の負担がかかりにくい柔らかい物を食べるようにしましょう。
うどんやおかゆなどがおすすめです。

2 マウスピースを着脱する時

マウスピース 矯正 痛み 対処マウスピースを着脱する時に痛みや違和感がある場合があります。
これは、患者さまのお口に合わせてマウスピースを製作していますが、段階的に形の違うマウスピース製作しています。
これは、矯正で歯が動く位置をシュミュレーションして、未来の歯並びに合わせて製作しているためです。

マウスピースは1週間~10日程度で交換する必要がありますが、新しい力が加わる交換した日が一番違和感が出やすくなります。
また、着脱する時には、歯に力がかかるため、敏感になっている歯に痛みが出る場合があります。
そのほかには、マウスピースの装着に慣れていない場合には、取り外す時に粘膜を傷つけてしまう可能性があります。
マウスピース専用のリムーバーもありますので、マウスピースの着脱がしにくいと感じた方は使用してみましょう。

対処法

一時的痛みが出ている場合には、すぐに落ち着くことが多いため、痛み止めを服用して様子をみましょう。
また、決められた装着時間を守っていないと、歯が後戻りしやすくなってしまい、マウスピースを装着した時に痛みを感じやすくなってしまいます。
決められた装着時間マウスピースを着けているか確認し、食事や歯磨きの時間以外は装着するようにしましょう。

3 装置が歯ぐきや舌に当たっている

マウスピース矯正は、患者さまのお口に合わせてマウスピースを製作するので、装置が当たった時の痛みは少ないとされていますが、マウスピースを安定させる「アタッチメント」やマウスピースの辺縁が当たって痛みが出る場合があります。

対処法

アタッチメントはマウスピースを装着することで痛みが出にくくなることも多いです。
マウスピースのふちが当たっている場合には、歯科医院に受診してマウスピースを調整してもらいましょう。

4 口内炎ができている

歯の矯正と楽器演奏の両立マウスピースが当たって口内炎ができて痛みが出る場合があります。
マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて装置が当たって痛みが出にくい矯正方法ですが、矯正をしたばかりの頃などに口内炎ができることがあります。

対処法

マウスピースが当たっている部分があるようなら、その部分を調整する必要が考えられます。
一度歯科医院に相談してみましょう。
また、口内炎は薬を塗って様子をみましょう。
傷口になっているので、熱いものや辛いものなどの刺激のある物を控えるようにしてください。

どのような痛みが出るの?

マウスピース矯正をした時に痛みが出たとしても「引っ張られる感じ」「きつくしめつけられている感覚」など感じる方が多いようです。
むし歯のように鋭い痛みではなく、違和感程度に感じる方が多くなります。
そのため、痛みが出た時には痛み止めの服用も検討されますが、痛みが出て仕事ができない、夜寝ることができないなどの強い痛みは少ないでしょう。
これは、マウスピース矯正は適切な力をかけて少しずつ歯を動かしていくため、強い痛みを感じにくくなっているためです。
マウスピース1枚で動かせる範囲は約0.25ミリで、1ヶ月で0.5ミリから1ミリ程度の動きが歯に負担がかからないとされています。
強い痛みで何もできないことはありませんので、ご安心ください。

どの位の期間痛みが続くの?

甘い食べ物を食べるとむし歯になるってホント?一般的に歯が動いている時の痛みに関しては、少しずつ慣れていくことが多いので、2~3日程度で落ち着くことが多くなります。
また、新しいマウスピースに交換すると、少し痛みが出やすくなりますが、ずっと継続して痛みが出るわけではありません。
装置に不具合があったり、口内炎ができていたりする場合には、もう少し時間がかかることがありますので、その場合ご相談ください。
また、ワイヤー矯正の場合が多いのですが、装置が当たっている部分をカバーした方がよい時には装置を調整する場合もあります。

痛みが出た時にしてはいけないこととは?

マウスピースを長時間外す

マウスピース 矯正 痛み 対処マウスピースに痛みが出ている時に一番してはいけないことは、長時間外すことです。
歯の力がかからなくなるため、一時的に痛みはなくなりますが、再度つけた時にしめつけが強く感じてしまう場合があります。
また、つけていない期間が長いと、マウスピース自体が装着できなくなってしまうことも。
治療計画通りに進まないので、治療期間が長くなってしまう場合もあります。
最初は違和感が出る場合がありますが、徐々に慣れていきますし、きれいな歯並びになるためのステップの1つです。
きちんと決められた時間装着をするようにしましょう。

冷やすことや温めること

マウスピース 矯正 痛み 対処むし歯などで痛みが出た時に頬から冷やすことがありますが、矯正の場合には、患部を冷やしたり温めたりしないようにしましょう。
患部を冷やすと、血行が悪くなり歯の動きに支障が出る可能性があります。
一方、患部を温めると血流が良くなるため、痛みを促進してしまうことがあります。
矯正治療で痛みが出た時には、冷やす、温めることは控えた方がよいでしょう。

硬い物を食べる

マウスピース 矯正 痛み 対処矯正をしている時は、歯が敏感になっています。
特に調整をした日やマウスピースを新しくした日には、新たな力が加わっているため、硬い物で歯に負担をかけるのは控えた方がよいでしょう。

【まとめ】

矯正を希望されていても、痛みが気になって躊躇されている方は痛みが出やすいタイミングや対処法を知ることで、スムーズに矯正治療を行いやすくなります。
痛みはネガティブに捉えられますが、歯が動いているタイミングでもあります。
また、痛みといってもむし歯などの強い痛みではなく、きつい感じ、引っ張られる感じに感じる方が多いようです。
マウスピース矯正は、新しい力がかかるタイミングがマウスピースを変える時なので、1週間に1回程度で痛みが出にくい矯正です。

痛みが気になって矯正に踏み出せていない方や歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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