マウスピース矯正とスポーツ・運動

スポーツは?トレーニングは?

マウスピース型矯正は食事の際には取り外すことができ、口の中を傷つけにくいなど、普段の生活への影響が少ない矯正方法です。

とはいえ、口の中に"異物"があるのですから、「全くいつも通りの生活」というわけにもいきません。こちらでは特に患者さまからの質問が多い、スポーツやトレーニングとマウスピース型矯正についてお話しします。

ダイビングとマウスピース型矯正(インビザライン)

矯正治療中もダイビング等のマリンスポーツを楽しみたいという方は多くいらっしゃいます。結論から言いますと、マウスピース型矯正(インビザライン)で矯正治療中でも装着したままのスキューバダイビングは可能です。

矯正治療中のダイビングでは、口をしっかりと開けることができ、レギュレータのマウスピースを噛むことができていれば問題ありません。ただ、レギュレータのマウスピースがきちんと噛めるか、噛んだ際に痛みなどがないかどうかには気をつけてください。レギュレータのマウスピースにも様々な種類がありますので、矯正治療中でも無理なく口に入れることができ、口元を正しく引き締めることができるものの選択をおすすめします。

レギュレータを強く噛む癖のある方は、その力のせいで、マウスピース型装置(インビザライン)を破損するおそれもあります。矯正治療中、初めてダイビングをする際には、レギュレータのマウスピースの噛み心地や矯正装置への負荷などを確認した上で潜りましょう。不安がある方は、インストラクターやダイビングショップ等での相談をおすすめします。

マウスピース型矯正装置はご自身で取り外しも可能ですので、「マウスピースを外しての潜水」も可能です。しかし、スムーズな治療進行のためには 1 日 20 時間以上の装着が必要となります。食事の時間なども考えると、装着時間が短くなることもあるので、担当の歯科医師に相談するようにしてください。

レギュレーターのマウスピースを「かむ」という性質上、歯並びやかみ合わせの乱れはダイビングの際に歯や顎への負担を生じる場合もあります。歯並びやかみ合わせを整えることは、ダイビングを楽しむことにもつながる可能性があります。

ジム通いもマウスピースをつけたままでOK?

矯正治療を考えている方は、ご自身の健康や体作りへの意識も高い傾向にあり、ジム通いや日々のトレーニング(ワークアウト)に矯正治療が影響しないかのご質問もクリニックに寄せられます。

マウスピース型矯正(インビザライン)はジムでのトレーニングに関しても問題ありません。他の矯正方法でも特に問題はありませんが、マウスピース型矯正であれば、マウスピースがマウスガードのような役割を果たし、多少であれば歯をくいしばるようなワークアウトの際にも歯への負担を逃してくれます。

ただし、あまり食いしばりすぎると、マウスピース破損の恐れがあるので、お気をつけください。

また、当たりのあるスポーツを行う場合にも口の中を傷つけにくく、マウスピースが歯を守るのでアスリートの矯正方法としてマウスピース型矯正が選ばれることがあります。

スポーツ・トレーニング中の飲み物にはご注意ください

マウスピース型矯正装置(インビザライン)装着中は、飲めるものも限られてきます。体を動かす際にスポーツ飲料を飲むという方も多いと思いますが、スポーツドリンクには糖分や酸が含まれており、マウスピースを装着したまま飲むと虫歯のリスクを高めることになります。マウスピースを装着している間は、極力水を飲むようにし、それ以外のものを飲みたい場合にはマウスピースを外して、飲み終わった際には歯磨きをしっかりと行うようにしてください。

矯正中の食生活