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ブログ

投稿日:2021.12.1

非抜歯治療のメリット・デメリット

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆

前回は矯正治療における抜歯のメリット・デメリットについてでしたが、
今回は大人の歯を抜かない非抜歯治療のメリット・デメリットについてをお話いたします。
まず抜歯治療は、「親知らずを抜く抜かないは関係なく、大人の歯を抜く」ことを指しています。
非抜歯治療は「大人の歯は抜かないが、親知らずは抜く」可能性があります。
非抜歯治療のメリット・デメリット

 

どんな歯並びなら大人の歯を抜かない(非抜歯)治療で行えるのか?

下記のような場合に、当院では非抜歯をご提案することが多いです。

 ①叢生量(歯のデコボコ)が少ない

 ②口元の突出感が気にならない

 ③抜歯をして歯を動かすことにリスクが高い(骨量・歯根の長さ・神経の位置などが関係)

次に非抜歯のメリット・デメリットは?

メリット1 

費用が抑えられることが多い

非抜歯治療の場合、抜歯代がかからなかったりマウスピースなどの比較的安価な装置を選択できることが多いので

抜歯治療よりは費用を抑えられる場合が多いと言えます。

メリット2

治療期間が短い

抜歯をすると、デコボコを治していく期間+抜歯窩を閉じる期間が必要になるため、平均2年半~3年ほどはかかります。

一方で歯を抜かない場合はその隙間を閉じる期間が必要なくなるため、平均1年半~2年ほどで治療が終えられる場合が多いです。

(ただし、歯の動きや叢生量・来院ペースなどによっても治療期間が変わりますので、非抜歯でも治療期間が延びることはあります)

メリット3

歯の本数を減らさずに済む

すでに虫歯治療をしている歯を抜くことには抵抗が無いが、健康な歯を抜くことには抵抗がある、という方は多いです。

その点でいうと、非抜歯治療は大人の歯を抜くことがないため比較的に矯正治療を検討しやすいのではないでしょうか?

 

デメリット1

歯の移動量・治療計画に制限が出る

抜歯をすると両側で約14mm~16mmのスペースを確保できますが、歯を抜かない場合は2~3mm程度のスペースしか確保できないため

歯を動かせる範囲も限られますし、それにより治療計画にも制限が出てしまうことがあります。

デメリット2

歯茎が下がりやすかったり、将来的に歯周病になりやすい

狭いスペースに並べていくことになるため、歯を支える骨や歯茎に負担がかかりやすくなるため

歯周病になりやすかったり・歯茎が下がりやすくなることが起こりえます。

デメリット3

かみ合わせが安定しないと後戻りしやすくなる

歯を抜いたときほどは大きく移動させないため、かみ合わせが甘くなることがあります。

かみ合わせが甘くなるというのは、正しく噛み合うはずの位置で噛み合わず少しズレた位置になるため、

噛み合わせの安定性が悪くなり、後戻りしやすくなります。

 

上記のように、抜歯にも非抜歯にもそれぞれメリット・デメリットがあります。

また、抜歯をしたほうが良い歯並びの方・抜歯をしないほうが良い方がいらっしゃり、口腔内の状況や症例によりますので

美しくなる可能性を自ら狭めてしまうよりは歯の専門家である矯正の先生に、ある程度は委ねたほうが最大限

綺麗にしてもらえることがほとんどです!

そして、カウンセリングだけでは判断がつかないことも多いので、まずは検査を受けていただき

確定診断を聞いた上でご判断いただければよろしいかと思います😊

歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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