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投稿日:2024.1.24

矯正治療中、スポーツは控えた方がいいの?注意点を解説します!

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆

スポーツ 矯正 関係 メリット デメリット 注意点「矯正装置をつけたら、部活をやめないといけないの?」
矯正治療中にスポーツはやってもよいのか悩まれている方へ。
今回は、矯正治療中のスポーツが可能か、注意点やおすすめの矯正装置などを解説します

矯正治療中のスポーツは可能?

スポーツ 矯正 関係 メリット デメリット 注意点矯正治療中のスポーツは可能です。
ただし、スポーツの種類によっては矯正装置が付いていることでケガの原因になることもあります。
そのため、矯正治療をはじめる前にコーチや歯科医師としっかり相談することが大切です

趣味やトレーニングの範囲であれば、矯正治療中にスポーツを行っても問題はほとんどありません。
公式試合や選手同士が接触し合うスポーツは、唇や頬を矯正装置で傷付けるリスクがありますので、注意しましょう。
どうしても、スポーツと矯正治療を同時に行いたいのであれば、矯正装置の種類を考える必要があります。

「矯正治療かスポーツをあきらめなくてはいけない」という訳ではありません。
まずは、矯正歯科にご相談にお越しくださいね。

矯正治療中のスポーツの注意点

スポーツ 矯正 関係 メリット デメリット 注意点矯正治療中に注意した方がよいスポーツは、以下が挙げられます。

・アメリカンフットボール
・ボクシング
・キックボクシング
・総合格闘技
・女子ラクロス
・極真空手
・アイスホッケー
・インラインホッケー

などは、競技中にボールや選手同士が衝突する可能性があることから注意が必要です。
これらはスポーツ用マウスピースの着用が義務付けられています。

他にも、

・サッカー
・野球
・ソフトボール
・ラグビー
・スキー
・スノーボード
・ハンドボール
・バレー

などは、スポーツ用マウスピースの着用が推奨されています。

スポーツ用マウスピースの着用が必要になるスポーツの場合は、固定式の矯正装置を付けていると、邪魔になる可能性があります。
矯正治療をはじめる前に事前にしっかり確認しておきましょう。

スポーツ用マウスガードとの違い

スポーツ用マウスピースが義務付けられているスポーツがあるということがわかりました
その場合は、矯正治療で用いるマウスピース型矯正と何が違うのでしょうか?

スポーツ用マウスピースの特徴

スポーツ 矯正 関係 メリット デメリット 注意点スポーツ用マウスピースは、矯正用のマウスピースよりも分厚く製作されているのが特徴です。
また、トレーがやわらかくてクッション性があるのがポイント。
これにより、スポーツ中に起こり得るトラブルから歯や歯ぐきを守ることができるのです

日本スポーツ振興センターによると、スポーツ中のケガとして多いのが、歯の損傷とわかっています。

・ボールが当たる
・選手同士の接触
・転倒
・バット等が当たる
・設備や施設との接触

などにより、歯を数本折ったり、欠けたりするケースがあると調査でわかっています。
特に前歯の損傷が多く、見た目が悪くなったり、滑舌に影響したり、食事にも支障がでます。

このようなトラブルから事前に歯を守るために、スポーツ用マウスピースを製作するのです。
スポーツ用マウスピースは、基本的には歯科医院で製作するのですが、市販でも購入することが可能です。

歯科医院で製作するスポーツ用マウスピースの方が、患者さんにぴったりのトレーをカスタムメイドで製作できるため、事故やトラブルを防ぐ効果が高いです。
さらに、スポーツ用マウスピースは、チームで製作することも多く、色や形などのデザインをある程度みなさんで揃えることができるのも特徴です。
スポーツ用マウスピースが義務付けられているスポーツであれば、デザインにも重視してチームの一体感をアップできますね。

スポーツ用マウスピースをするメリット

スポーツ用マウスピースを装着することで、以下のようなメリットが得られます。

歯や粘膜保護できる

スポーツ 矯正 関係 メリット デメリット 注意点スポーツ用マウスピースを着用することで、歯と粘膜を保護できます。
マウスピースは、とてもやわらかくクッション性があるため、外部からの衝撃をマウスピースが吸収してくれます。
たとえば、スポーツ中にお口元にボールが当たることがあるでしょう。
マウスピースをしていなければ、直接歯に衝撃が伝わり歯を折ったり、ヒビが入ったりするリスクがあります。

そればかりか、ボールが当たったことに驚いて強く噛みしめてしまい、歯で唇や頬を強く
噛んでしまうことも。
そうなると、歯だけではなく粘膜もケガする恐れがあるのです。
このようなリスクを避けるために、スポーツ用マウスピースを着用するのです。

パフォーマンスが高まる

スポーツ用マウスピースは、上下のかみ合わせを考慮して製作します。
歯並びやかみ合わせが乱れている方でもぴったりと合う装置が作れます。
かみ合わせが乱れていることで、普段から歯ぎしりや食いしばりなどしている方は、スポーツ中にもしっかり上下で噛みしめることができていないことがあります。

しかし、患者さんにぴったりのスポーツ用マウスピースを着用することで、しっかり噛みしめることができて、スポーツ中のパフォーマンスがアップすることを期待できます。
特に、瞬発的に力をいれるときに人は強く噛みしめる傾向にあります。
そのため、自分にぴったりのスポーツ用マウスピースを着用していれば、ボールを蹴るときや打つとき、スタートダッシュの瞬間などに身体に力が入りやすくなるのです。

また、かみ合わせるときの力が均一であれば、身体のバランスも整いやすく、スポーツもしやすくなるでしょう。

矯正治療中のスポーツがおすすめの理由

スポーツ 矯正 関係 メリット デメリット 注意点矯正治療中は、スポーツができないと考える方も少なくありません。
しかし、矯正治療中はある程度はスポーツをして身体を動かした方がよいとわかっています。

理由は、運動をすることで身体の代謝だけではなく、骨の代謝がアップするからです。
骨の代謝と矯正治療になにが関係あるのか詳しくみてみましょう。
矯正治療で歯が動く仕組みは、骨の代謝が関係しています。
矯正装置で歯を動かすと、動かしたい方の顎の骨は溶かされて、動いた後にできる空洞には顎の骨が新たに作られます。

皮膚と同じように骨も古いものから新しいものに生まれ変わります。
これを、骨のリモデリングと呼び、矯正治療中は顎の骨の再生と破壊が繰り返されているのです。
歯が効率よく早く動くのには個人差があるのですが、骨代謝がよい方の方が歯は動きやすいとわかっています。

矯正治療を計画通りに進め、痛みをなるべくやわらげるためには、矯正治療中にある程度スポーツをすることをおすすめします。

矯正治療中のスポーツが快適にできる装置

矯正治療中のスポーツを快適にするためには、矯正装置の選択も重要です。
スポーツを続けながら快適に矯正治療ができる装置を紹介します。

裏側矯正装置

スポーツ 矯正 関係 メリット デメリット 注意点

裏側矯正

裏側矯正は、歯の裏側に装置を取り付けてワイヤーを通す治療方法です。
歯の表側に装置を取り付ける「表側矯正」と比べると、スポーツ中に唇をケガするリスクを低減できます。

ボディーコンタクトの多いスポーツをされている方は、裏側矯正装置を視野に入れるとよいでしょう。
裏側矯正では、3週間に1回くらいのペースで矯正歯科に通院していただきます。
固定式のため歯科矯正で調整を行い、約2年前後で治療は終了です。

マウスピース型矯正装置

スポーツ 矯正 関係 メリット デメリット 注意点

マウスピース矯正

マウスピース型矯正は、目立ちにくい矯正装置のひとつで取り外しできるのが特徴です。
装置を歯に固定する訳ではありませんので、スポーツ用マウスピースを着用する義務があるスポーツをされている方にもおすすめです。

ただし、歯並びが変化するとスポーツ用マウスピースは製作し直す必要があります。
マウスピース型矯正装置は、1週間に1回のペースで新しいものに変更していただきます。
装置をまとめてお渡しできるため、部活がお忙しい方も続けやすいでしょう。

歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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