投稿日：2023.5.31

歯並びのせいで虫歯に⁉～歯列不正の見た目以外のデメリット～

歯並びのせいで虫歯に⁉～歯列不正の見た目以外のデメリット～

歯並びが重なっている部分がむし歯になってしまったことはありませんか？
不正な歯並びの場合、汚れが残りやすく、歯ブラシが届きにくいのでむし歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。
そこで今回は歯列不正が原因で起こるむし歯やトラブルについてご紹介します。

歯列不正が原因のトラブル

むし歯や歯周病のリスクが高まる

むし歯のリスクが高い部分は奥歯の噛む部分や歯と歯の間です。
特に歯並びが重なっている歯列不正の場合には、むし歯になりやすく、治療してもまたむし歯になってしまうことがあります。
歯を削って治療をすることはできますが、削ってしまった歯は元通りにはなりません。
できるだけむし歯にならないように予防することが大切です。
歯列不正の場合には、むし歯や歯周病のリスクも高くなってしまうので、歯列矯正をして歯並びを整えることで歯磨きがしやすくなり、きれいなお口の環境を維持しやすくなります。

食事がしにくい

食事の際には、前歯では食べ物を噛みきり、奥歯では食べ物をすりつぶす働きをしています。
歯列不正の場合には、前歯が噛み合っていない場合や奥歯の一部分が強く当たっているなどこれらの機能が正しく機能せず、あまり噛まずに食べている、やわらかいものを好んで食べることはあります。
そうすると、栄養が十分に吸収されない、栄養バランスが偏ってしまうなど健康を損なうことにつながってしまう可能性があります。

歯がダメージを受けやすい

全ての歯はそれぞれ役割を持っているので、特定の歯だけ強く当たってしまうとその歯や顎に負担がかかってしまいます。
噛む力は思った以上に強い力があり、歯ぎしりなどでは体重と同程度の力がかかる場合もあります。
そうすると、むし歯が無くても、歯にひびが入ってしまったり、欠けてしまったりすることもあるのです。

肩こりや頭痛の原因になる

一見、歯とは関係ないように思われますが、かみ合わせのバランスは口周りの筋肉につながっています。
かみ合わせがバランスを崩すと頭痛や肩こりなど周辺の機能にも影響を及ぼすことがあります。

不正な歯並びは歯列矯正を

不正な歯並びはそのまま放置していても、自然に治ることはほとんどありません。
歯並びが悪いことで、お口の中だけでなく、食事の吸収に悪影響や肩こりや頭痛の原因になる可能性があります。
歯科矯正にもさまざまな種類があり、ワイヤー矯正でも目立ちにくい矯正やマウスピース型矯正装置もあります。
患者さまのご希望と歯並びに合わせて、患者さまに合った矯正方法をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

不正な歯並びはむし歯や歯周病にリスクを高めますし、さまざまなトラブルの原因になります。
歯並びが悪いことは見た目だけでなく、機能的な面でも悪影響があるのです。
大切な歯を健康で長持ちさせるためにも、不正な歯並びは整えてお口の環境を整えることをおすすめします。
歯並びが整うとコンプレックスが解消され、歯磨きもしやすくなり、しっかり噛めるようになります。
整った歯並びは見た目もキレイになり、笑顔の自信が持てますので、矯正が気になる方はぜひ一度お問合せください。