投稿日:2022.2.12
検査によって分かること
こんにちは!横浜駅前歯科・矯正歯科です😊
もうすぐバレンタインですね!
友チョコ・義理チョコ・本命チョコなどありますが、最近では自分へのご褒美チョコを買う方も多いようです。
日頃がんばっている自分へのご褒美で、少し高めのチョコをいただくのも幸せなひとときですね💖
前回はカウンセリングで分かることをお話しましたが、今回はカウンセリング後に行う
『検査でわかること』についてお話していきたいと思います。
①咬合の状態(かみ合わせ)
かみ合わせが悪くてもその状態に慣れてしまっている方がほとんどで、不正咬合に気づける方はあまり居らっしゃいません。
ですが、矯正治療は本来かみ合わせを良くするための治療ですので今現在のかみ合わせの状態も確認いたします。
矯正治療による見た目の美しさ(審美性)とは、実はかみ合わせが良い状態のことを指します。
そして、見た目を良くすることだけを優先させるとかみ合わせは治せませんが、
かみ合わせを良くすると見た目の改善も同時に叶います!
②親知らずの有無
カウンセリングに来られる方の半数以上が気になる親知らず。
矯正治療を早く始めたい方はすでに抜いている場合も多いですが、大体の方は痛そう・抜歯が大変そうというイメージがあり、
抜く必要があるのかどうかを気にされる方がほとんどです。
中には、親知らずがあるかどうか自体をご存じない方もいらっしゃいます。
検査ではレントゲン撮影もありますので、親知らずの有無がわかります。
そして、検査後の診断時にはいつのタイミングで抜いたら良いのか(矯正前か矯正後か)をお伝えしています。
抜かない、という選択肢も取れなくはないですが、
・歯の動きに制限がかかるため、仕上がりに妥協する必要がある
・後戻りする可能性が高くなる
・虫歯になる可能性が高い
上記2つの理由から、当院で治療を受けていらっしゃる方のほとんどがいずれかのタイミングで抜歯をしています。
③抜歯の必要性
こちらもカウンセリングに来られる方の大半が気になる点かと思います。
当院では、必要がなければあまり積極的に抜歯をお勧めすることはありません。
なぜなら、抜歯をするとそれだけ負担が大きくなる場合が多いからです。
・抜歯をしなければ並びきらない
・抜歯をしたほうが後戻りのリスクを抑えられる
・抜歯をしたほうが仕上がりが良い(機能面・審美面ともに)
上記のように、抜歯をするほうがメリットがある・デメリットが少ない場合にご提案することがほとんどです。
④矯正治療を行うにあたってのリスクの有無
もちろん、外側から力をかける(負荷をかける)ことになるので多少のリスクは誰しもが伴います。
ただし、矯正治療はご存知の通り歯を動かしていきますので動かすことにリスクがないかどうか、許容範囲のリスクかどうかを
見極める必要があります。
検査をしてみないと特に判断ができないのがこのリスクについてです。
検査後の診断時に、こちらのリスクについて説明し、リスクを考慮した上での治療方法をご提案いたします。
⑤骨格性の要因について
上の歯が出ている、下の歯が出ている、かみ合わせが悪いなどの不正咬合は骨格性の要因によるケースもあります。
例えば・・・
歯の位置が前方ぎみであったり、歯の位置が内側に倒れ込んでいたりと、歯の位置を変えれば治る場合は
矯正治療単独でも改善は可能です。
しかし、
元々の顎の位置が前方・後方あるいは左右にズレているなど、歯の位置を動かすだけでは改善が難しい、
もしくはある程度の仕上がりで妥協する(今よりは良くなるけれども、改善の余地がある状態)ことになる場合もあります。
こちらも検査をしてみて基準値に対し、顎のズレがどの程度なのかを確認する必要があります。
骨格性の要因があまりにも大きいケースでは、矯正単独での治療は難しいと判断し大学病院の受診をおすすめさせて頂くこともあります。
今はネットやSNSに情報がたくさん上がっているので、その中から真偽を見極めるのは非常に難しいと思いますし、
また、口腔内の状況によっては全く当てはまらない情報もあるのが事実です。
ですので、まずはカウンセリングでお話を聞いていただき、TRを受けて自分の口腔内の状況を正しく把握する必要があります。
その上で、自分にとってのベストな治療は何か・自分にとってのベストなクリニックはどこなのかを決めることをお勧めいたします😊