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ブログ

投稿日:2024.4.22

矯正中に目立つ歯の着色汚れ!原因と予防対策を解説します

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆

矯正中 矯正 矯正治療 着色 予防 対策「矯正治療前に比べると着色が目立つようになった……」とお悩みの方へ。
じつは矯正治療中は歯や矯正装置に着色しやすくなる傾向があり、多くの方も同じようなお悩みを抱えています。

そこで今回は、矯正治療中に目立つ歯の着色汚れの原因や落とす方法、予防対策を解説します。

矯正治療中に目立つ歯の着色汚れ【原因】

矯正治療中に歯の着色汚れが目立つ5つの原因を解説します。
原因を突き止めることで対策方法も変わりますので、ぜひ参考にしてください。

矯正用のブラケットやゴムへの着色

矯正中 矯正 矯正治療 着色 予防 対策 矯正中 矯正 矯正治療 着色 予防 対策歯の表面にブラケットと呼ばれる米粒くらいの装置を貼り付けてワイヤーを通す「表側矯正治療」では、ワイヤーを固定するために金属の細いワイヤーや透明のゴムを使います。

ワイヤーを固定するためにゴムを用いる場合は着色汚れが目立ちやすい傾向があり、食後にブラケットの周り(ゴム)に色素が染み付くことがあるのです。
毎日は交換できないため着色が気になるかもしれませんね。

固定するゴムは基本的には1ヵ月に1回くらいのペースで歯科医院にて交換しますので安心ください。

また、金属ブラケットであれば着色汚れがつきにくい素材なのですが、透明や白いブラケットを用いた表側矯正の場合は着色が目立つことがあります。
着色をしっかり落とせていれば矯正治療中目立ちにくい装置なのですが、金属よりも飲食物の色を吸収しやすいのがデメリットです。

さらに、矯正用のゴムにはブラケットにあるフックに引掛ける「顎間ゴム」というものもあります。
顎間ゴムも同様に着色汚れが付きやすいため飲食中は外しましょう。

歯や装置の清掃不良

矯正中 矯正 矯正治療 着色 予防 対策矯正装置が歯の表面に付く場合は、凸凹があるため食べものが挟まりやすく歯磨きも難しくなります。
どんなに歯磨きが上手い方であっても歯ブラシだけでの清掃は6割くらいの歯垢しか落としきれないとわかっているため、できるだけ歯間ブラシやデンタルフロスなどの清掃補助用具を使用して歯垢除去率をアップさせることが大切です。

また、食後すぐに歯ブラシをすれば通常落ちる汚れであっても仕事中や学校にいっている間は好きな時間に歯磨きをできないことから放置されやすく、色素沈着しやすい傾向があります。
固定式のワイヤー矯正だけではなくマウスピース型矯正のトレーも定期的に清掃しなければ着色が付くリスクが高まりますので定期的に清掃しましょう。

色素がつきやすい飲食物を好む

矯正中 矯正 矯正治療 着色 予防 対策普段から以下のような飲食物を好んで食事している方は着色汚れが多くなる傾向があります。

・コーヒー
・紅茶
・緑茶
・ワイン
・カレー
・デミグラスソース

などを食べたら早めに歯磨きすることを心がけましょう。

コーヒーや紅茶にはタンニンと呼ばれる着色しやすい成分が含まれています。
またワインにはポリフェノールと呼ばれる色素成分が含まれているため、特に赤ワインを好む方は着色しやすい傾向にありますよ。

他にも色の濃いカレーやデミグラスソースなどを好む方は矯正用のゴムやブラケットに着色するリスクが高まります。

プラスチックの食器をしようしたときに色が移りやすい食品は歯や矯正装置にも着色しやすいひとつの目安です。

喫煙している

着色汚れで悩まれている方の多くは喫煙が原因のこともあります。
たばこを吸うと歯の裏側や歯の根元にヤニがつく傾向があり、このヤニは矯正装置にもつくリスクがあるのです。
たばこにはタールなどの有害物質が含まれており着色汚れの原因です。

たばこのヤニはセルフケアだけでは落としきることが難しいため、定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けないと蓄積していく特徴があります。

また、たばこに含まれる有害物質が原因で歯ぐきの毛細血管が収縮して黒くなる方もいらっしゃいます。
喫煙していなくても副流煙を吸い込むことでも着色することもわかっていますので、同居している方の中に喫煙される方がいらっしゃれば分煙してもらいましょう。

口が乾燥する

出っ歯や受け口を治すために矯正治療をはじめた方は、矯正治療中もお口をしっかり閉じられずに乾燥する傾向があります。
歯並びが整ってこればお口をしっかり閉じられるようになるのですが、治療開始したばかりのころは口呼吸になる方もいらっしゃいます。

お口が乾燥するということは唾液の分泌が減っている状態なので、お口の中の汚れを洗い流すことができず着色汚れとして残ってしまうことがあるのです。

矯正中に目立つ着色汚れ【落とす方法】

矯正治療中に目立つ着色汚れを落とす2つの方法を紹介します。

適切なセルフケアを身に付ける

矯正治療を始めたらセルフケアを見直すことが大切です。
着色汚れを落とすことはもちろんむし歯や歯周病を予防するためにも適切なセルフケアを行いましょう。

・歯ブラシのやわらかさ
・歯ブラシの当て方
・清掃補助用具の使用

などをチェックしましょう。

着色汚れが多くなる理由としてしっかりブラケットを磨けていない可能性があります。
歯ブラシの毛先がやわらかすぎるとこすりおとす力が不足するため、硬めの歯ブラシを選択するのがおすすめです。

歯ぐきの腫れがある方は歯を磨くときはやわらかめ、矯正装置を磨くときは硬めのブラシと使いわけるのがよいでしょう。
また、歯ブラシをまっすぐ歯面に向かって当てて磨いてもワイヤーやブラケットが邪魔になり毛先が歯の表面に届かないことがあります。

そのため歯を磨くときはブラケットの上下にわけて45度の角度で歯ブラシを当てるとブラケットの際や歯面をしっかり磨けます。

歯ブラシだけでは歯と歯の間やブラケットの周りの着色汚れを落としきることは困難なので、清掃補助用具を使用するとよりきれいな歯を保てます。

【タフトブラシ】

矯正中 矯正 矯正治療 着色 予防 対策ひと筆型になった細いブラシでブラケットの周りや奥歯の汚れを落とすのに向いています

【歯間ブラシ】

矯正中 矯正 矯正治療 着色 予防 対策歯と歯の間の汚れを落とすことが可能で、歯ブラシと併用することで歯垢除去率は8割以上に高まるといわれています。

【デンタルフロス】

矯正中 矯正 矯正治療 着色 予防 対策歯と歯の間やワイヤーの裏側の汚れを落とすことに向いています。
何重にもなった糸でできており矯正治療に適したデンタルフロスもあります。

柄のついたフォルダータイプではなく自分で好きな長さに切ることができるロールタイプ
のデンタルフロスが使いやすいですよ。

定期的なプロケアを受ける

毎日のセルフケアでは落としきれない汚れは定期的に歯科医院で落とすと着色をきれいに取り除けます。
歯科医院では歯垢や歯石を専用の機器で取り除く「スケーリング」や、歯の表面の着色汚れを徹底的に除去する「PMTC」という歯のクリーニングがあります。

着色汚れを目立ちにくくする【予防対策】

矯正中 矯正 矯正治療 着色 予防 対策着色汚れを未然に防ぐためには、以下のような普段の生活を見直すことが大切です。

・着色しやすい飲食物を避ける
・お口をすすぐ
・装置を外して食事する

そもそも着色しやすい飲食物を口に含まなければ装置も歯もきれいに保てます。
本記事で紹介した着色しやすい飲食物を参考に注意して食事を摂るとよいかもしれません

着色しやすい食べものを摂取したら歯磨きをすぐにするのが望ましいのですが、時間がない場合はお口をすすぐだけでも着色は防げますので実行してみましょう。

お口が乾燥すると着色しやすい傾向にありますので、着色しやすい成分の含まれていないお水を飲むものおすすめです。
マウスピース型矯正中は基本的にトレーを外した状態で飲食していただきます。
トレーをつけたまま飲み物を飲むとトレーの内側に入り込み着色しやすい環境になるため注意しましょう。

また、顎間ゴムなど外せる矯正装置は食事前に外して食後新しいものを使用します。
装置の装着時間や使用方法はカウンセリング時や治療中にもご説明いたしますのでご安心ください。

歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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