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ブログ

投稿日:2024.3.15

歯並びや歯列矯正が自律神経失調症に関連があるってホント?

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆

自律神経 失調症 ストレス 歯並び 歯列矯正 関係 かみ合わせ歯並びや歯科矯正は口のだけではなく、全身のバランスにも関係してきます。
全身のバランスが乱れると、自立神経失調症と関連してくる場合があります。
自立神経失調症は、さまざまな症状があり、原因を特定することが難しいですが、できるだけストレスを軽減してリラックスすることが大切です。

そこで今回は、歯並びや歯列矯正が自立神経失調症に関連があるかについてお話させていただきます。

自立神経失調症って何?

自立神経失調症は、交換神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、心身に不調をきたしてしまう状態です。
自立神経失調症は、過度のストレスや女性のホルモンバランスが崩れてしまうことが原因で起きたり、生活のリズムが大幅に変わることで引き起こしてしまったりすることもあります。

また、歯並びが悪いことで噛み合わせのバランスが崩れていると、さまざまな不調を引きおこし、その結果自立神経失調症を発症する場合があります。

自立神経失調症の原因とは

・過度のストレス

自律神経 失調症 ストレス 歯並び 歯列矯正 関係 かみ合わせ強いストレスは、交感神経が活発に働くので、自立神経失調症のリスクが高くなります。
ストレスの感じ方には、個人差があるので、まじめな方や几帳面な方はストレスの耐性が弱い傾向になり、自立神経失調症のリスクも高くなると考えられています。
ストレスは、環境によるもの、対人関係、ホルモンバランスや噛み合わせなどの身体の不調などがあります。

まずは、その原因に対してどのようなアプローチができるか検討してストレスの原因を緩和していくことが大切です。
ホルモンバランスや噛み合わせが治療をすると、改善できる物もありますので、まずはクリニックへ相談してみましょう。

また、現代の社会では、ストレスがない生活は、中々難しいためストレスを解消できる方法を見つけて定期的にストレスを解消しましょう。
ストレス解消法はご自分に合った物がよいですが、適度な運動や読書、ゆったり湯船につかるなど人それぞれです。

・ホルモンバランス

自律神経 失調症 ストレス 歯並び 歯列矯正 関係 かみ合わせ特に女性はホルモンのバランスが大きく変わる更年期の時期に色々な症状が出ます。
ほてり、イライラ、不安感などの症状が出ることがあります。
これは、女性ホルモンを出す部分と自立神経の位置が近い場所に位置していることも関係しており、影響し合っています。

ホルモンバランスは、更年期は減少傾向になりますが、思春期の増加する時期でも変化するため、この時期は自立神経失調症になりやすいと考えられています。

また、女性ホルモンは、女性だけでなく、男性でもわずかに分泌されています
そのため、男性でも更年期の時期には、自立神経失調症の可能性があります。

・生活リズムの乱れ

自律神経 失調症 ストレス 歯並び 歯列矯正 関係 かみ合わせ自立神経は、交感神経と副交感神経に分かれています。
交感神経は、身体が活発に動く時に働き、反対に副交感神経は身体を休める時に働きます。
自立神経失調症になると、この切り替えがうまくできません。

生活リズムが乱れていることでも、自立神経失調症になりやすく、規則正しい生活習慣を身につけることが大切です。
生活習慣は、「睡眠時間」「食生活」「起床時間」を整えてルーティン化することが大切です

朝きちんと起きて、太陽を浴びる生活も大切です。
夜型の生活になっている方は、そのことがストレスやホルモンバランスが乱れる原因になることがありますので、改善しましょう。

自立神経失調症の症状とは

自立神経失調症の症状は身体的症状と精神的な症状に分けられます。

・身体的症状

だるさ
めまい
耳鳴り
頭痛
肩こり
動悸
息切れ
ほてり
汗が多い

・精神的症状

自律神経 失調症 ストレス 歯並び 歯列矯正 関係 かみ合わせ落ち込み
うつ症状
イライラ
不安感
焦り
やる気が出ない

これらの症状が出ると、「朝起きられない」「家事ができない」などの症状が出て、引きこもりがちになったり、外出しなくなったりします。
症状があって、内科などを受診しても原因が分からず、周囲の方に分かってもらえないストレスを感じる場合もあります。

症状が多く、ほかの疾患でも起きる可能性があることから気づいてもらいにくい特徴もあります。

歯列矯正や歯並びは自立神経失調症に関係あるの?

噛み合わせのバランスが悪い場合

噛み合わせが悪いまま食事をし続けていると、強く当たっている部分に負担がかかったり、顎の関節に負担がかかったりすることがあります。
そうすると、口周りだけでなく、肩や首などまで緊張して首こりや肩こりの症状が出てきます

さらに、そのまま放置すると、首こりや肩こりから頭痛などの症状を引き起こすこともあるため、さまざまな不正愁訴に関連してきます。
これらの咬合関連痛が原因でストレスになり、自立神経失調症を引き起こす可能性があります

矯正治療中の場合

歯並びや噛み合わせのバランスを整える矯正治療ですが、治療の過程で一時的に噛み合わせのバランスが変わることがあります。
最終的には、整った噛み合わせや歯並びになるので、一時的な症状ですが、自立神経失調症に関連する場合もあります。

矯正治療中に一時的に噛み合わせが変わっている場合には、治療が進むと改善することがほとんどです。
また、強く当たる場合には、噛み合わせを調整する「バイトアップ」を行います。
自律神経 失調症 ストレス 歯並び 歯列矯正 関係 かみ合わせ
患者さまのお口の状況に合わせて対処していきますが、矯正期間中に自立神経失調症の症状が出ている場合にはご相談ください。

矯正で改善する2つのポイント

・噛み合わせ

自律神経 失調症 ストレス 歯並び 歯列矯正 関係 かみ合わせ噛み合わせのバランスは食事をする際に重要です。
きちんと噛めることで、顎の負担を軽減して、ストレスなく食事ができます。
また、正しく噛み合わせていると、スポーツの際のパフォーマンスにもよい影響があるといわれています。

一流のアスリートは瞬間的な力を出すために、正しい噛み合わせができているのといないのでは結果に差が出ると考えられています。

・口呼吸

通常は鼻で呼吸する鼻呼吸が正しいのですが、歯並びが悪いことで口が閉じにくく、口呼吸になっている場合があります。
そのため、矯正治療をすると、口が閉じやすくなり、口呼吸が改善しやすくなります。

口呼吸は、歯並びを悪くする悪習癖です。
口を閉じて呼吸をすることで、歯並びはバランスを保っています。

しかし、口呼吸をすることで、口が開いたままになり、歯並びが悪くなってしまいます。
また、口が乾燥しやすくなるので、細菌が増殖しやすくなります。
そのため、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
そのほかには、鼻には鼻毛があるので、フィルターの役割をしていますが、口にはその役割がないため、ウイルスや細菌をダイレクトに吸い込んでしまいます。
その結果、感染症のリスクが高くなってしまいます。

自立神経失調症を悪化させないためには

噛み合わせが悪くなる悪習癖を改善する

・頬杖をつく
・食事の際に偏った方で食べる
・重心を片足だけにかける
・爪をかむ
・舌で歯を押すくせ

これらは、噛み合わせや歯並びが悪くなる悪習癖です。
せっかく矯正治療をして、歯並びを整えても後戻りをする原因になります。
噛み合わせが悪くなると、自立神経失調症の可能性が出てきますので、これらの悪習癖はすぐに改善するようにしましょう。

リラックスできる時間を確保する

自律神経 失調症 ストレス 歯並び 歯列矯正 関係 かみ合わせ自立神経失調症の原因の中の過度なストレスは、根本的な原因を改善する方法とストレスを解消していくことで対処していく方法があります。
忙しい毎日ですが、リラックスできる時間を確保してストレスを軽減していきましょう。

入浴は自立神経を整えるのに効果が期待できるといわれています。
身体を温めることで、血行もよくなりますし、疲労回復の効果も見込めます。

まとめ

噛み合わせのバランスが悪いことが、自立神経失調症に関連する場合があります。
身体にさまざまな不調が出ると、原因を特定することが難しく、分かってもらえないことでストレスになります。
歯並びがわるいことは、自覚しやすいですが、噛み合わせのバランスは一見しても分からないことがあります。

食事の際に噛みにくい、顎が疲れるなどの症状がある場合には、一度クリニックに相談してみましょう。

歯並びが気になり始めた方は、まずは横浜駅前歯科・矯正歯科へご相談ください。
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