投稿日:2026.3.6
矯正治療で声の印象が変化する?歯並びと発音の関係を解説します
みなさん、こんにちは。
横浜駅前歯科・矯正歯科です。

家族や友達の声を聞くと、特長や声色により「子どもの声」「〇〇さんの声」と判断することができるケースもしばしばあります。
実は、声の特長や声色は歯並びによっても左右することはご存じでしょうか。
話すことを仕事としている人、滑舌が悪い人にとってはより興味深い内容ですよね。
今回は、歯並びと発音の関係、音の響きや滑舌の違いがもたらす印象の効果、矯正治療の進め方などを解説します。
目次
歯並び発音の関係性とは?
歯並びと発音は関係が深いといえます。
歯並びは、唇や頬、舌の位置関係、歯の向きや角度によって決められます。
そして、歯がどの位置に並んでいて、上下の歯とどのように噛み合っているかにより、良い歯並びもしくは悪い歯並びと分類されます。
歯並びにより、お口の中からでる音が決まるといっても過言ではありません。
歯の位置により、空気の漏れかたや舌の使い方が人それぞれ違い、発音が決まっているのです。
歯並びが悪いと舌、唇、頬の筋力が低下しているケースが多く、反対に歯並びが良いと舌、唇、頬の筋力が整っている傾向があるのです。
舌と歯の位置関係
歯が舌にどのように接しているかによって、音の鮮明さや響きが変わります。
たとえば、前歯が出ている「出っ歯(上顎前突)」では舌が前方に出る癖がつきやすく、舌でしっかり上顎をはじくことができないため、滑舌が悪いと捉えられる傾向があります。
また、下顎が出ており上下の歯並びが反対になっているような「受け口(下顎前突)」では、舌が下方に落ちて舌ったらずの発音に聞こえる傾向があります。
発音するときに舌が前歯から出てしまったり、舌で前歯を触れてしまったりするため、鮮明な音を出すことができなくなるからです。
そもそも舌先は、上の前歯の少し後ろにある「スポットポジション」と呼ばれる少し膨らみのある部分に位置するのがよい状態とされます。
舌全体は上顎にぴったりとひっつくように張りついていると、適切な位置で安定している証拠です。
しかし、歯並びが悪い方は舌を安定させるのが難しい、もしくは舌の癖が原因で悪い歯並びになった可能性が挙げられます。

(左)舌全体は上顎、舌先はスポットにくっついている
(右)舌が下に落ち、舌先は前歯にくっついている
【歯並びを悪くする舌癖】
- 舌で前歯を押す
- 舌を噛む癖
- 飲み込むときに舌が前方に出る
上記のような癖があれば、歯並びが悪くなり滑舌にも悪影響を及ぼします。
合わせてこちらの記事もご覧ください≫≫≫あなたの舌はどこにくっついている?舌の正しいポジションってどこ!?
唇や頬と歯並びの関係
唇や頬の筋力が低下していると、歯並びが悪くなる傾向があります。
歯の内側からは舌、歯の外側からは唇や頬の力により歯の位置が保たれています。
しかし、唇や頬の筋力が低下していると歯を支えることが難しくなるため前歯が前方へ飛び出してきます。
結果的に、出っ歯や受け口、空隙歯列などになる方もいらっしゃいます。
出っ歯や受け口になると、発音したときにお口の中の空気が漏れ出しやすくなるため言葉が鮮明に聞こえないのです。
声の印象を左右する歯並びの種類
ここからは、声の印象が変わる歯並びについて紹介します。
以下のような歯並びは、改善することで声の印象が今よりよくなる可能性があります。
1.出っ歯
出っ歯・上顎前突
一般的に出っ歯と呼ばれる歯並びは、専門的には上顎前突と診断されます。
上下の噛み合わせをみると、上の歯が唇側に2~3mmくらい出ているのは正常なのですが、4mm以上唇側に出ている場合は悪い歯並びと診断します。
また、上下の前歯の間に隙間ができるため、舌が飛び出たり、空気が漏れ出したりして発音が不鮮明になりやすい傾向があります。
特に、「カ行」「ラ行」「タ行」など舌を上顎につけてはじく必要のある音は不鮮明になりがちです。
2.下顎前突(受け口・反対咬合)

反対咬合(受け口)
一般的に受け口や反対咬合と呼ばれる歯並びは、専門的には下顎前突と呼ばれる悪い歯並びのひとつです。
上下の噛み合わせが反対になっている状態で、見た目でも悪い歯並びと気になる方がほとんどです。
また、下顎が下方に引っ張られている状態で、それに伴い舌の位置が安定しない・唇がしっかり閉じられないなどお口周りの筋力が保たれない傾向があります。
その結果、滑舌が悪くなってしまうのです。
3.空隙歯列
空隙歯列とは、歯と歯の間に隙間が空いた状態の歯並びです。
舌癖や歯の本数が少ないことで歯と歯の間に隙間ができる傾向があります。
全体の歯と歯の間に隙間ができるケースもあれば、上の中心の前歯だけに隙間ができる(正中離開)ケースもあります。
そして、空隙歯列の場合は会話する際に空気がお口の中から漏れ出しやすくなります。
その結果、「サ行」「タ行」「ハ行」が不鮮明になる傾向があります。
音の響きや滑舌の違いがもたらす印象効果
音の響きや滑舌の違いがもたらす印象も変わります。
歯並びが悪いケース
会話している友人や家族から「もう一度言って!」「今なんと喋った?」と聞かれた経験はないでしょうか。
このような経験がある人は、歯並びが悪い可能性があります。
歯並びが悪いだけで滑舌が悪くなるの?と思われるかもしれませんが、上下の歯と歯の間に隙間ができたり、隣り合う歯と歯の間に隙間ができたりすると音をしっかり外に出すことができなくなります。
空気が漏れ出して音が不鮮明になることもあれば、反対に音がお口の中にこもってしまい何を話しているか聞き取れなくなる人もいらっしゃいます。
歯並びが悪いと舌の位置も安定していない傾向があり、会話中に適切に舌を使用できていないことがあるのです。
舌の筋力が低下していることで舌の使い方が悪く滑舌に悪影響を及ぼすのです。
舌ったらずのため「子どもっぽい」「しっかりしていなさそう」などの印象を持たれることも。
歯並びがよいケース

歯並びがよいと滑舌は、歯並びが悪いときよりも改善されるとわかっています。
歯並びが整って入れば、お口の中から空気が漏れ出すこともありません。
また、よい歯並びということは舌癖もほとんどないといえます。
美しい歯並びは見た目だけではなく「しっかりしている」「美しい声」など印象がよくなります。
矯正治療の進め方
ここからは当院での矯正治療の進め方を紹介します。
カウンセリングや装置の選択
表側矯正
裏側矯正
マウスピース型矯正
まずは、患者さまの歯並びやライフスタイル、全身疾患などの状態を詳しく把握するためにカウンセリングを行います
カウンセリング時に、ご希望の矯正治療方法をうかがうことも可能です。
主に、「表側矯正」「裏側矯正(舌側矯正)」「マウスピース型矯正」を取り扱っています。
その後、精密検査を行い詳しい治療計画を立案・説明いたします。治療計画にご同意いただけましたら治療開始です。
矯正治療中
矯正治療が開始したら、ワイヤー矯正は3~4週間に1回、マウスピース型矯正は1~3ヶ月に1回のペースで通院いただきます。
矯正治療中に舌癖がある場合、当院ではMFTというお口周りの筋力を整えるトレーニングも並行して行って行きます。
舌癖や口呼吸などを改善することが目的です。
矯正治療終了
矯正治療終了までワイヤー矯正は2年半程度、マウスピース型矯正は3年くらいかかります。
歯並びが整ったら安定させるために保定期間があります。
保定期間には基本的には取り外しができる保定装置を装着いただき、歯並びを安定させます。
保定期間は、歯並びを整えていた期間に加えて半年ほど長めにとっています。
合わせてこちらの記事もご覧ください≫≫≫矯正治療後が本当の勝負!後戻りを防ぐ保定期間と保定装置の種類・特徴を解説します
まとめ
歯並びが悪いと滑舌にも影響を与えることがわかりました。
「滑舌が悪い」「はっきり発音できない」と感じている方は、歯並びが悪い可能性は少なからずあります。
見た目だけではなく声の印象を変えることも矯正治療でできることがあるのです。
歯並びの見た目はそんなに気にならないという方も、「舌癖」「滑舌の悪さ」に悩んでいましたら放置せずに横浜駅前歯科・矯正歯科にご相談にお越しください。
合わせてこちらの記事もご覧ください≫≫≫歯並びを整えると声が変わることがある?
★矯正治療は横浜駅前歯科・矯正歯科へ!
専門のカウンセラーが詳しくお話させていただきます。
≫無料矯正カウンセリングのご予約はこちら☆
★横浜駅前歯科・矯正歯科のInstagramでは、
様々な症例や歯科に関する情報を投稿しています!是非フォローお願いします★
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。




矯正ガイド