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ブログ

投稿日:2021.12.22

年齢別矯正治療

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

「大人になってから矯正治療するのは遅い?」
「成長期を終えたら矯正できないのかな?」
多くの方にとって、矯正治療は〈子どものうちにしておく治療〉というイメージをもちがちですよね。
子どもの時期に矯正をしたほうがいいというのは、成長期に矯正をすることで早く正しい位置に歯が並びやすいという理由があります。

では、成長期を終えた大人は矯正治療することができないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません!

しかし、年齢によって行う治療内容は異なります。
そこで今回は、矯正治療をするべきベストな年齢のタイミングや大人の矯正治療を効果的に行うために必要な話をしていきたいと思います。
年齢で矯正治療を諦めてしまっている方、必見です!!

年齢別に見る矯正患者の割合

まず、矯正治療を受けている患者はどの年齢が多いのでしょうか?
厚生労働省が平成29年と令和2年に調査した〈歯科矯正の年代別患者数推移〉のデータで興味深い結果が出ました。

〈平成29年:歯科矯正年代別患者数〉

     5~9歳:3700人

    10~14歳:4700人

     15~19歳:2500人

     20~24歳:1700人

     25~29歳:1700人

     30~34歳:900人

     35~39歳:1000人

     40~44歳:600人

     45歳~49歳:300人

 〈令和2年:歯科矯正年代別患者数〉

     5~9歳:5800人

     10~14歳:10600人

     15~19歳:5000人

     20~24歳:2800人

     25~29歳:2900人

     30~34歳:2200人

     35~39歳:1800人

     40~44歳:900人

     45~49歳:200人

 これらの数字をみると、平成29年から令和2年にかけて10代前半の増加が著しいことがわかります。
30~34歳では、2.4倍増加している結果も興味深いですね。
時代背景からなのか、少しずつ矯正治療を受ける全体の人口数の増加も顕著であり、今後も矯正治療の需要は高くなり続けることがわかります。 

矯正治療の理想年齢は何歳?

一般的に矯正治療をスタートしたい場合、小児矯正では6~8歳頃に開始するといいといわれています。
理由として、この時期のお子さんは永久歯が生えはじめる時期だからです。
加えて、顎の成長が現れている時期のため、矯正治療をスタートさせるには絶好の時期となります。
顎の成長期に矯正することで成長に合わせた適切な治療が受けられるのです。

対して、大人の矯正治療は何歳からのスタートが理想なのでしょうか?
答えは、何歳からでも問題ありません。
治療したいと思うそのときがタイミングです。
そう考えると、「何歳から矯正してもいいんだ!」と希望が湧くのではないでしょうか?

大人矯正が遅いと言われる理由

大人でも年齢関係なくスタートできる矯正治療ですが、なぜ巷では大人の矯正治療が遅いと言われているのでしょうか?
矯正治療は何歳からでも可能ですが、実は以下の理由が大きく関係しています。

大人は成長期が終わっているから

     大人になると成長期が終わり骨が完成しているので、歯が動きにくい

     骨を動かす距離が子どもにくらべて多い

大人になると成長期をすでに終えてしまっていることから、歯が動くスピードも遅くなり、結果的に治療期間が長くなってしまいます。
子どもの頃は骨が柔らかいので動きも柔軟ですが、骨格が完成している大人の場合はそうもいきません。
こうした理由から「大人の矯正は遅い」と言われてしまうのです。

歯周疾患にかかると歯の安定性が悪くなる

矯正治療をすると装置を装着することから、清掃性が低下しやすくなり歯ぐきがの炎症やむし歯の発生につながる可能性が高くなります。
そうなると歯周病が進行してしまい、歯並びに悪影響を及ぼす危険性があるのです。

矯正前に歯周疾患に罹患している方は、さらに悪化しやすい可能性が高いため、早めに治療をすることが必要です。
すでに歯周疾患にかかっている方は、骨に影響がないか調べる必要があります。

軽度であれば歯周病治療と並行して矯正をスタートできますが、重度だと骨が吸収して歯の安定性が悪いことから、そのまま矯正治療をスタートすることは難しいでしょう。
まずは、歯周組織が安定しているかを検査・確認してから矯正治療をスタートさせる流れになります。

 大人矯正のメリット・デメリット

子どもだけの治療ではない歯列矯正。
大人になったいまでも受けられると知って治療したい!と思われる方もいるのではないでしょうか。
では、実際に大人になってからする矯正治療のメリット・デメリットはどんなものがあるのでしょうか?

メリット①「長年のコンプレックスが解消される」

子どものときに矯正治療できず、ずっと口元にコンプレックスを抱いている方はいませんか?
もしかしたら、矯正自体を諦めてしまっているかもしれません。

ですが、いまからでも遅くはありません!
見た目のコンプレックスは心理的な面に大きな影響を及ぼします。

口元に自信がもてず、笑顔がつくれない、人と話すことが怖い、自己肯定感が低くなるなど、だんだん塞ぎがちになってしまうのです。
そうなると人間関係や社会生活もうまくいかなくなり、孤独を感じてしまう人も出てくるでしょう。
大人になったいまだからこそ矯正治療をすることで、その効果を最大限に実感できるようになるでしょう。

メリット②「歯周疾患予防に効果的」

実は、矯正治療をすると歯周疾患の予防につながることはご存じですか?
不正咬合のまま過ごすと歯ブラシが細部まで当たらず汚れが蓄積してしまうため、歯周疾患にかかりやすくなります。

矯正治療をして歯並びを整えることで清掃しやすくなり、結果的に歯周疾患の予防につながるのです。
また、整った歯並びになると正しい噛み合わせになります。

しっかり噛めるようになれば唾液の分泌量が増し、むし歯予防にもつながるのです。
いずれにせよ、矯正することで歯周疾患の予防に効果的でしょう。

 デメリット①「治療期間が長い」

子どもの治療とは異なり、大人は成長期が終了しているため歯が動くスピードは遅めです。
そのため、治療期間は数年かかることが予想されます。
症例によって治療期間は変わりますが、おおむね1~3年程度みる必要があるでしょう。

デメリット②「見た目が気になる」

大人矯正で多くの方が心配になることと言えば、見た目でしょう。
矯正装置を装着すると、社会生活に支障が出る恐れがあります。
ただ、昨今では目立ちにくい装置も開発されており、選択肢の幅が広がりつつあります。
もし、あなたが見た目を気にして矯正を断念しているのであれば、一度当院で相談してみませんか?
ライフスタイルに合わせた最適な治療プランをご提案いたします。

大人矯正の治療はどんな種類があるの?

ここからは、大人矯正の治療内容について紹介します。
治療内容は、歯並びの症状や患者さまのライフスタイルを考慮して担当医と相談のうえ決めますが、どんな治療があるか知識として入れておきましょう!

マウスピース型矯正

裏側矯正 表側矯正 虫歯になりにくい マウスピース矯正 乗り換えマウスピース型矯正とは、透明なマウスピースを装着して治療する方法です。
取り外しが可能ですが、基本的に食事や清掃時以外の時間はマウスピースを装着する必要があります。
割と簡単な治療ではありますが、着脱も自由であるためにサボりやすい治療だともいえるでしょう。
根気よく治療できるという方には非常に合った治療法です。

ワイヤー矯正

裏側矯正一般的に矯正治療といえば有名なのがワイヤー矯正ではないでしょうか。
歯に装置を固定するので取り外しができず、周囲に矯正装置が目立ちやすいのが難点です。
ただし、症例の幅が広いことからあらゆる歯並びにも対応できる万能な治療です。

ワイヤー矯正にも表に装着する「表側矯正」や歯の裏側に装着する「裏側矯正(舌側矯正)」があります。
見た目に悩まれている方はワイヤー矯正でも見えにくい裏側矯正(舌側矯正)もおすすめです!

矯正治療をお考えの方は当院のカウンセリングにご予約ください

矯正治療は年齢問わず、始めたいときがタイミングです。
もし長期間悩まれている方がいましたら、一度当院のカウンセリングを受けてみませんか?

当院では患者様の歯並びの状況をじっくり精査し、適切な治療プランをご提案します。
まずは、軽く話だけでも聞きたいという方でもお気軽にご利用ください。
みなさまからのご予約をスタッフ一同、心よりお待ちしております!

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