当院の症例
【初診時の状態です】
患者様は、《①八重歯、②歯のガタガタ(叢生)、③食いしばり》を改善したいとのご相談でした。
犬歯が噛んでいないと、他の歯や顎に負担がかかりやすくなります。
さらに、食いしばりをしていると負担がより大きくなってしまうので「噛み合わせの改善」が必要です。
上の歯の抜歯後、装置装着→〈1か月後〉下の歯の抜歯、装置装着を行いました。
まずは、ガタガタに並んでいる歯を一列に並べていきます。
歯が一列に整列しました。
続いて、歯の前後、上下、左右、傾きなどを3次元的に細かく整えていきます。
この段階では、顎間ゴムやアンカースクリューを使用して歯を動かしています。
◇顎間ゴム:噛み合わせや歯の位置の改善を行います。
◇アンカースクリュー:歯を動かす際の固定源として使用します。
《①八重歯、②歯のガタガタ(叢生)》が改善しました。
犬歯も噛むようになり「噛み合わせ」も良くなっています。
また、食いしばりを無くすには、舌癖、ストレス、生活習慣の改善も必要になるので保定をしながら経過を観察します。
年齢層 | 30代 |
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性別 | 女性 |
主訴 | 歯のガタガタ(叢生)、八重歯、食いしばりを改善したい |
治療費用 | 検査・診断:税込38,500円/裏側矯正治療(リンガル矯正):税込1,397,000円 |
治療期間 | 約2年6か月(38回) |
抜歯 | 有(【上顎】左側4番、右側5番 【下顎】両側4番) |
矯正の装置 | 裏側矯正(舌側矯正) |
副作用、リスク | 歯肉退縮,歯根吸収,疼痛,咬合の違和感,装置の違和感,虫歯,歯肉炎 |