投稿日:2026.1.30
矯正に向かない人の特徴とは?安全に始めるためのチェックリスト
みなさん、こんにちは!
横浜駅前歯科・矯正歯科です。
矯正治療は「すべての方が受けられる治療」ではありません。
歯並びや噛み合わせを治すために矯正治療を始めたくても受けられない方もなかにはいます。
適応条件を事前にしっかりと理解しておくことでスムーズな選択ができるでしょう。
こちらの記事は、矯正治療に向かない人の特徴やその理由、安全に始めるためのポイントなどを分かりやすくまとめました。
現在、矯正治療をご検討中の方はぜひご参考ください。
目次
矯正治療には適応条件があります!
矯正治療は一般的な虫歯治療などよりも治療期間が長い傾向にあります。
そのため、受けられるかどうかはお口のなかだけでなく全身の状態も含めて判断する必要があり、お断りせざるを得ないケースも珍しくありません。
どのような方が治療を受けられないのかを以下でくわしくみていきましょう。
全身的な疾患

糖尿病や骨粗しょう症、心臓病といった疾患がある場合は、矯正治療中に健康状態が悪化する可能性があるため、適応とならない場合があります。
進行状況によって左右されることから必ずしも受けられないというわけではありませんが、状態の確認が不可欠です。
それ以外の病気の方や服用中の薬がある方も申告とお薬手帳の提出は忘れないようにしましょう。
全身の疾患があると矯正治療が保険適用になる?
唇顎口蓋裂やダウン症候群など、厚生労働大臣が定める特定の先天性疾患には、保険診療の適用となる場合があります。
見た目の改善を目的とした一般的な矯正治療は保険適用外となりますので覚えておきましょう。
全身疾患がある場合は他科と連携して矯正治療をすすめる
全身疾患がある場合は健康状態の変化に注意する必要があり、矯正治療を行う上で他の医療機関との連携が欠かせません。
治療前には専門医への相談をし、適切な治療計画を立てることが大切です。
歯周組織の状態
歯周病は歯を支える歯根膜や歯槽骨が細菌に感染している病気です。
歯ぐきの軽い腫れや出血程度であれば問題ありませんが、歯のグラつきがみられるほど進行している場合は、矯正治療を計画どおりにすすめることができないため対応できない可能性があります。
歯周病で失われた顎骨は自然にもとに戻ることはない
歯のグラつきがおこる主な原因として、歯槽骨量の低下が挙げられます。
細菌が感染した歯槽骨は徐々に溶かされていき、自然にもとに戻ることはありません。増やすには特殊な手術が必要です。
虫歯・歯周病リスクが高い生活習慣
矯正治療中は装置を使用するため、通常よりも虫歯や歯周病のリスクが上がります。
場合によっては治療の中断が必要になりますので、虫歯や歯周病リスクが高い生活習慣を送っている場合は事前の改善を心がけましょう。
間食が多い

「おやつをよく食べる」「糖分の多い飲み物を頻繁に口にする」といった行為は虫歯や歯周病のリスクを高めます。
とくにダラダラ食べはお口のなかが酸性に傾いた状態が長引くため注意が必要です。
できるだけ間食を避け、摂ったときは歯磨きをしてお口のなかをリセットすることを意識しましょう。
歯磨きをする時間がない場合は、うがいをするだけでもリスクは多少抑えられます。
虫歯や歯周病になりやすいおやつは?
糖分が含まれているものは基本的に虫歯や歯周病のリスクを高めますが、そのなかでもチョコレートやキャラメルといった粘着性の高いものは歯の噛み合わせ面の溝やすき間に入り込むため、うがい程度では除去できません。
糖分が含まれていないもの、もしくはお口のなかからサッと無くなりやすいものを選ぶのがおすすめです。
お手入れ不足

虫歯や歯周病の根本的な原因は「磨き残し」です。
歯磨きは毎日行うものですが、気づかぬうちに磨き癖がついて毎回同じ部位に磨き残しがおこるという方も珍しくありません。
矯正装置のなかでもワイヤー矯正は、歯の表面だけでなくブラケット周辺やワイヤーの下にも注意してお手入れをする必要があります。
治療をスムーズにすすめるためにも一度は正しいお手入れを身につけられる「歯磨き指導」を受けるようにしましょう。
合わせてご覧ください≫≫≫矯正中の歯磨きガイド!より効果的な方法と注意点について
磨き残しを最小限にするためには補助清掃具が必須

歯ブラシだけでは全体の6割程度しか汚れを落とせません。
歯の側面やその下のすき間を清潔に保つにはフロスや歯間ブラシといった補助用具が必要です。
歯科医院での歯磨き指導では補助用具の使い方についても分かりやすく説明しています。
定期検診の習慣がない
定期検診には虫歯や歯周病といったトラブルの早期発見だけでなく予防を強化させる目的もあります。
普段のお手入れでは柔らかい歯垢は落とせますが、それが硬くなり歯石になると歯科医院で専用の機械を使って除去しなくてはいけません。
歯石の表面はざらついているため、放置するとその上にさらに汚れがたまりやすくなります。定期的にクリーニングを受けて清潔なお口を維持しやすくしましょう。
矯正が難しくなる口腔内の状態
お口のなかの状態が以下に当てはまると矯正治療が難しくなります。理由も含めてくわしくみていきましょう。
重度の歯周病・骨の吸収

重度の歯周病になると、歯を支える歯槽骨の量が減るためグラつきがおこりやすくなります。
組織の炎症が起こっていることで歯に力を加えたときの痛みも感じやすく、矯正治療ができない場合も珍しくありません。
歯周病は軽度の歯肉炎と中等度から重度の歯周炎に分類されます。
矯正治療をスムーズに進めるためにも歯周病になった場合は歯肉炎のうちに治しておきましょう。
歯槽骨が薄い
歯槽骨が薄いと矯正治療で加わる力に組織が耐えられなくなる可能性があります。
治療が計画どおりにすすまない原因であるため注意しなくてはいけません。
過去に虫歯や歯周病によって歯槽骨が溶かされている場合も厚みが失われている可能性が高めです。
心配な方は一度歯科医院で調べてみましょう。
歯根が短い
歯根は長ければそれだけ歯槽骨に埋まっている範囲が広くなり、歯が安定します。
なかには先天的、または食いしばりや歯ぎしりなどの習慣が原因で歯根が短い方も存在し、その場合矯正治療が受けられない可能性があるため注意しなくてはいけません。
歯根短縮は矯正治療の副作用でもあり、もともと歯根が短すぎる方は対象外となる可能性が高めです。
歯根の長さはレントゲン検査で調べられますので、気になる方は歯科医院で確認しましょう。
安全に行うための検査と対策


CTを用いたセファロ分析

口腔内3Dスキャナー
歯並びの見た目だけでなくお口や全身の健康にも役立つ矯正治療ですが、残念ながら希望するすべての方が受けられるものではありません。
無理に進めてしまうと別のトラブルに発展する可能性があるため、事前にくわしく検査をして現状をしっかり把握する必要があります。
当院では、お口の状態を3Dで調べられる歯科用CTや各種レントゲンを使って骨量や歯根位置を確認してリスク回避に役立てています。
重度の歯周病に罹患している場合は治療をお断り、または必要に応じて歯周病治療を優先して環境を整えてから始めます。
歯周病だと判断されたけど歯並びも治したいという方は、まず一度当院までご相談ください。
まとめ
矯正治療は便利な治療法ですが、重度の歯周病の方や糖尿病や骨粗しょう症、心臓病といった全身疾患がある方は受けられない可能性があります。
歯をきれいに並べるには事前に立案した計画どおりにすすめる必要があり、重度の歯周病や一部の全身疾患がみられる場合はそれが難しくなるのが矯正治療ができない大きな理由です。
しかし、程度によってはすすめられるケースもありますので、心配な方は歯科医院で確認してみましょう。
現状をしっかり把握して自分に合った治療計画を立てることが成功の第一歩です。
★矯正治療は横浜駅前歯科・矯正歯科へ!
専門のカウンセラーが詳しくお話させていただきます。
≫無料矯正カウンセリングのご予約はこちら☆
★横浜駅前歯科・矯正歯科のInstagramでは、
様々な症例や歯科に関する情報を投稿しています!是非フォローお願いします★
※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。





矯正ガイド