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ブログ

投稿日:2024.5.13

マウスピース型矯正の1日の過ごし方|生活のコツと注意点を解説

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆

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「マウスピース型矯正を始めたいけど、実際の生活はどう変わるの?」 「日常の管理が面倒になりそうで不安…」
このような疑問や不安をお持ちの方は、きっと多いはずです。

透明で目立ちにくいマウスピース型矯正は、近年多くの人に選ばれている治療の1つ。
しかし、取り外し可能な装置だからこそ、適切な管理方法を身につけることが治療の成否を左右してしまいます。

マウスピース型矯正をご検討されている方は、ぜひ最後までお読みくださいね♪

朝の習慣|治療成功のカギは清潔なケアからスタート!

朝、目が覚めたら、まずは睡眠中に装着していたマウスピースを丁寧に外しましょう。
夜間は唾液の分泌量が日中の約3分の1まで減少してしまうことから、口の中の細菌バランスが変化しやすい状態にあります。
マウスピースを装着していると、さらに唾液の循環が制限されるため、朝の口腔内は細菌が最も活発な状態となってしまうのです。
だからこそ、まずはマウスピースをしっかり洗浄することから始めていきましょう!

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効率的な洗浄手順

取り外したマウスピースは、最初に冷水か状温水で表面を軽くすすぎます。
その後、毛先の柔らかい歯ブラシを使用して、内側と外側を優しくブラッシングしてみてください。

ここで重要なのは、歯磨き粉を使わないこと!

一般的な歯磨き粉には“研磨剤”が配合されている為、使用することでマウスピースの表面に細かい傷をつけてしまいます。
この傷に汚れや細菌が付着すると…、着色やにおいの原因になってしまうでしょう。

また、マウスピースの素材は熱に敏感なプラスチック系樹脂のため、熱湯の使用は厳禁です。
40度以上のお湯を使用すると変形する恐れがあり、変形した装置では正確な矯正効果が期待できません。

専用の洗浄剤を活用する

週に2~3回は、マウスピース専用の洗浄剤を使用することをおすすめします。
手軽に薬局でも購入できますが、義歯洗浄剤は使用しないようにしましょう!なぜなら、入っている成分が異なるからです。
必ずマウスピース用の洗浄剤を購入するようにしてくださいね。
もちろん、当院でも販売しています!

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ちなみに、当院の患者様のなかには家庭用超音波洗浄機を使用している方も増えています。
目に見えない汚れまでしっかり除去できるため、より高いレベルの清潔さを保つことができますよ。

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毎日のケアを怠るとマウスピース内で細菌繁殖がしやすく、着色や悪臭、カビの原因となることがあります。
このような状態で装着を続けると虫歯や歯周病のリスクが高くなるため、衛生面で注意が必要です。
特に朝の洗浄習慣は、治療の成功を支える大切な土台!
清潔な状態を保つことが治療成功のカギですよ。

*こちらの記事には、マウスピースのお手入れ方法が詳しく載っています!
 ↓↓↓
「マウスピースにも歯石がつく?知っておきたい原因と予防」

朝食時の管理テクニック

続いて、朝食時の管理テクニックについて紹介します!

食事前後の注意点

朝食時は、かならずマウスピースを外して食べるようにしましょう!
装着したままの飲食はマウスピースの破損につながるだけでなく、着色や虫歯のリスクを起こしてしまいます。

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食後の口腔ケアが重要な理由

続いて、食後の口腔ケアも重要です!
食べかすが残った状態でマウスピースをつけてしまうと、密閉された空間で細菌が増殖してしまいます。

そもそもマウスピースを装着すると、唾液の自浄作用が大きく制限されてしまいます。
通常なら唾液によって食べかすが洗い流されますが、唾液が少ないとそのまま口のなかに溜まってしまうのです。
そうすると、虫歯や歯周病のリスクが一気に高くなってしまうでしょう。
こうした理由から、朝食後はかならず歯磨きをしてからマウスピースを装着するようにしてください。
もし、時間がない場合は最低限のブラッシングまたはうがいで構いません。
忙しい朝でも効率よいケアを心がけましょう!

日中のマウスピース装着生活

次は、日中のマウスピースの管理で注意すべき点を紹介します!

装着時間を守る

マウスピース型矯正では、1日20~22時間の装着が治療成功の絶対条件です。
これは、食事や歯磨きの時間以外は基本的に装着を続けていくことになります。

マウスピースを装着するうえで守っていただきたいことがあります。
装着中は、なるべく水以外の飲み物を控えること。
コーヒーや紅茶は着色の原因になり、糖分が含まれた飲料水は虫歯のリスクを高めてしまうからです。
それでも「どうしても飲みたい!」という方は、ストローを使いマウスピースとの接触を最小限に抑える工夫をしてみてくださいね。

職場での注意点

治療を始めて1~2週間は、話しにくいことに違和感を覚えることがあります。
特に「サ行」や「タ行」の音が不明瞭になりがちですが、これは誰しもが経験することなのでご安心ください。

こうした話しにくい点については、営業職の方や接客業の方から、よく心配の声をいただきます。

ですが、次第に慣れていくものなので相手に気づかれることはほとんどありません。
大切な商談やプレゼンを控えている場合は、事前に声に出して読む練習をしておくと安心です。

実際に、接客業に従事されている方からは「お客様に気づかれたことがない」というお声をいただくことが多いです。
そのため、職業による制限はほとんどないと考えていいでしょう。

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運動やスポーツとの両立はできる?

一般的な運動やスポーツは、マウスピースを装着しながら行うことが可能です。
ただし、ラグビーやボクシング、柔道など体を接触する可能性の高いスポーツの場合、安全面を考慮して一時的に外すことをおすすめします。

毎日激しい運動をする場合、マウスピースを外す時間が長くなります。
これでは治療自体が滞ってしまう可能性が高いため、一度主治医に相談してみるといいでしょう。

昼食時の外出先への対応法

昼食をとる場面は、会社や学校、自宅など、それぞれ場所が異なりますよね。
なかでも外出先での昼食を選択される方も多くいます。
外出先ではマウスピースの管理方法が難しく、管理がおざなりになってしまっているケースもあるほど。
そんな方に向けて、意識してほしい管理法があります。
それが、外出する前にお手洗いに行くこと。
マウスピースを外したら、簡単な洗浄を行ってください。

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スマートな管理方法

【方法は簡単!】

  1. マウスピースを丁寧に外す(このとき、一度手を洗ってから外すと衛生的)
  2. 流水下で汚れを軽く流す
  3. 清潔なティッシュで水分を拭き取る
  4. 専用ケースに保管

外出先でマウスピースを外す場合、たまにレストランのテーブルに置く方がいます。
こうした行為は衛生面の心配もありますが、紛失してしまう恐れも大きいので避けるようにしましょう!

外食後の応急処置

外出をすると、歯磨きができないという問題が出てきますよね。
そんなときは、抗菌効果のあるマウスウォッシュが有効です!
30秒程度うがいをすることで、食べかすを除去して細菌増殖を抑制できます。

気を付けてほしいのは、マウスウォッシュはあくまでも代替手段であること。
帰宅後は、かならず丁寧な歯磨きを行うようにしてください。

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*外食や食べ歩き時の詳しいケアを知りたい方は、こちらの記事もおすすめです!
 ↓↓↓
「マウスピース矯正中の外食と食べ歩きはどうしたらいい?」

夕方から夜にかけての徹底ケア

ここからは、夕方から夜にかけてのケアについて紹介します。

夜の習慣

夕食後は、その日に溜まった汚れを完全に除去するような気持ちで、入念な口腔ケアを実践する必要があります。

歯ブラシだけでなく歯間ブラシなど補助用具を併用したトータルケアが理想です。
歯と歯との間や歯茎のポケットといわれる溝は、歯ブラシだけでは十分な清掃が難しいため、補助用具を使用してみましょう!

マウスピースにも想像以上に相当な汚れが付着しています。
柔らかめの歯ブラシで内側、外側をブラッシングして、
週に数回は専用洗浄剤や超音波洗浄機を使って清潔な状態を維持することが重要です。

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睡眠時のマウスピースの効果は絶大

「寝ているときもマウスピースしないといけないの?」 「違和感あるし、嫌だな…」
と睡眠時のマウスピース装着に抵抗感を抱く方もいるかもしれません。
しかし、矯正効果を発揮させるためには、睡眠時にマウスピースを装着すべきです。
矯正効果はもちろんですが、実は他の効果も期待できます。

たとえば、歯ぎしり。
睡眠時に歯ぎしりをしている方は、マウスピースを装着することで「症状が軽減する」という報告があります。
それによって睡眠の質が向上したり、朝起きたとき顎への疲労感が改善されたりするなどメリットがあるのです。
矯正だけでなく、こうした健康面での効果もマウスピースだから期待できますね。

ホワイトニング併用もOK!マウスピース型矯正で白い歯を同時に実現

マウスピース型矯正の大きな魅力の1つが、矯正治療とホワイトニングを同時進行できることです。
歯並びが改善されてくると、歯の色にも自然に意識が向く方が増えます。
いままで主流だったワイヤー矯正では装置が邪魔になるためホワイトニングをしても効果が期待しにくいですが、
マウスピース型矯正では着脱可能なことから制約がありません。
美しい歯並びに加えて、白い歯を実現できるメリットはマウスピース型矯正ならではです。

マウスピースを使用したホワイトニングの流れ

本来、自宅でホワイトニングをするためには専用のマウスピースを作製し、薬剤を塗布して使用していくものです。
マウスピース型矯正をしている方は専用のマウスピースを作製する必要がなく、
ホワイトニングの薬剤だけ購入して始められるため、費用面でも安価に受けることができます。

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注意が必要なケースもある

歯にアタッチメント(小さい突起物)がついている場合や知覚過敏の症状がある方は、ホワイトニングの方法や濃度など、
慎重に対応する必要があります。

かならず担当医と相談のうえで、安全で効果的な計画を立てることが重要です。

*矯正中のホワイトニングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェック!
 ↓↓↓
「矯正治療中でも白い歯をキープ!知っておきたい歯のホワイトニングとケアのコツ」

マウスピース型矯正で理想の歯並びを手に入れませんか?

今回、マウスピース型矯正の1日の流れを紹介しましたが、意識するポイントについてご理解いただけたでしょうか?
治療成功において、装着時間や衛生面への意識は非常に大切です。
そのためにも、まずは「コツコツ続ける」ということを忘れないでおきましょう!

歯並びでお悩みの方やマウスピース型矯正にご興味をお持ちの方は、
まずは横浜駅前歯科・矯正歯科のカウンセリングで詳しく相談してみませんか?
当院では患者様のライフスタイルに合わせた、最適な治療プランをご提案します!

気になる方は、お気軽にご予約ください。ご質問やご相談だけでも大歓迎です!

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※マウスピース型カスタムメイド歯科矯正装置は、日本では完成薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となることがあります。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

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