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ブログ

投稿日:2023.10.20

違いがあるって知っていた?液体ハミガキと洗口液の違いとは?

こんにちは!
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます☆

歯磨き 液体歯磨き 洗口液 歯並び

歯磨き粉以外に使っているものはありますか?

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歯磨きは、毎日のオーラルケアにおいて欠かせないとても大切な習慣です。
矯正治療中においても、お口の中を健康に保つことは、治療を効率よく進めるために、重要なポイントになります。
歯ブラシと歯磨き粉を使って歯を磨くことは一般的ですが、近年では液体状の「液体歯磨き」や「洗口液(マウスウォッシュ)」を併せて使っている方も増えているようです。
ところで、「液体歯磨き」と「洗口液(マウスウォッシュ)」は、どちらもオーラルケアに効果的ですが、「液体歯磨き」と「洗口液(マウスウォッシュ)」では使うタイミングや、使う目的が異なるということはご存知でしょうか?
どちらも液体ですし、見た目も似ているので、違いを知らずに使っている方も少なくないようです。
今回は「液体歯磨き」と「洗口液(マウスウォッシュ)」のそれぞれの特徴や使い分けのポイントをお話していきます。

液体歯磨きとは

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「液体歯磨き」とは、 “歯磨き”とある通り、歯を磨くときに使います。
チューブに入った歯磨き粉の液体バージョンのものと思って頂くとイメージしやすいかと思います。
そのため、ブクブクと口をゆすぐだけでは本来の効果を得られません。
ゆすいだ後は、歯ブラシで歯を磨く必要があります。
磨いた後は、水を使って口をすすぐ必要がないため、災害時のオーラルケアにも推奨されています。

ペースト状の歯磨き粉に含まれていることが多い、研磨剤が配合されていないため、歯や歯茎を傷つけにくいです。
ただし、着色が気になる場合は、研磨剤が入った歯磨き粉を併せて使うことをおすすめします。
また、泡立ちを良くする成分の発泡剤も含まれていないため、電動歯ブラシを使っている方や、時間をかけてゆっくりと歯を磨きたい方などにおすすめです。
液体のため、有効成分がお口の中の隅々まで行き渡り、口臭予防や虫歯予防などの効果も期待できます。

液体歯磨きの特徴

• ゆすいだ後に歯を磨く必要がある
• 研磨剤が配合されていないため、歯や歯茎を傷つけにくい
• 発泡剤が含まれていないため、泡立たない
• 歯磨き後にうがいの必要がない

液体歯磨きのメリット

• 歯や歯茎を傷つけにくい
• 口臭予防や虫歯・歯周病予防にも効果的
• うがいの必要がないので、口の中に成分が残りやすい

液体歯磨きのデメリット

• 着色を落とすには、研磨剤配合の歯磨き粉と併用する必要がある

こんな時に使える!

• 電動歯ブラシとあわせて
• 時間をかけて磨きたいときに
• 水が使えないときに

洗口液(マウスウォッシュ)とは

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洗口液(マウスウォッシュ)は、お口の中の不快感を軽減するためや、普段の歯磨きのプラスアルファとして使用します。
配合されている成分によっては、口臭予防や、虫歯・歯周病を予防する効果が期待できます。
使い方は、洗口液をお口に含み20~30秒程ブクブクとうがいをして、吐き出します。
しかし、洗口液を使ってうがいをするだけでは汚れは落としきれませんので、歯ブラシを使っての歯磨きも必要です。
使うタイミングは、歯を磨いた後。
いつもの歯磨きの後に、仕上げとして使うイメージです。
また、外出時すぐに歯磨きができない時や、口臭が気になりお口の中をさっぱりさせたい時、妊娠中のつわりが辛くて歯磨きができない時などに使うこともできます。

一見使いやすそうな洗口液ですが、商品によって配合されている成分に違いがあり、使う頻度にも気を付ける必要があります。
例えば、アルコールが配合されているタイプのものは、人によって強い刺激を感じたり、口の中が乾燥しやすくなってしまうこともあるようです。
また、洗口液を過度に使用してしまうと、お口の中にいる必要な常在菌まで除去してしまい、お口の中の環境が乱れてしまうこともありますので、過度な使用には注意が必要です。

洗口液の特徴

• 歯垢付着を抑制し、歯石付着を予防する
• 口臭を予防する
• 虫歯・歯周病予防にも効果的

洗口液のメリット

• 歯磨きだけでは届かない部分の汚れを落とす
• 歯磨き後に使うことで、歯磨き効果を高める
• 清涼感が得られる

洗口液のデメリット

• 単体での使用では、歯磨きとして十分ではない
• アルコールが配合されているタイプだと、強い刺激を感じる場合がある
• 過剰に使うと必要な菌まで除去してしまう

こんなときに使える!

• すぐに歯磨きができないとき
• お口をさっぱりさせたいとき
• 口臭が気になるとき

用途に合わせて選びましょう

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売り場が同じだったり、パッケージが似ていたりするため、うっかり間違えて買ってしまったという方もいるくらい見分けがつきにくい「液体歯磨き」と「洗口液(マウスウォッシュ)」。
使い方まで違いがあるということを知らずに使ってしまうと、せっかくお口の中の環境を良くしようと使うことが、逆効果になってしまうかもしれません。
商品パッケージの使用方法を事前に確認し、何のために使いたいのか目的に合わせて選びましょう。
また、虫歯・歯周病の早期発見や予防につながりますので、日々のセルフケアだけではなく、定期健診やクリーニングに通うことも大切です。

最後に、矯正治療は見た目をきれいにするだけではなく、歯磨きがしやすくなった!という嬉しい声もたくさん聞いております。
毎日の歯磨きで磨きにくいところがあって悩んでいる方は、ぜひ一度カウンセリングで矯正のお話を聞いてみませんか。
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