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ブログ

投稿日:2023.5.24

繰り返す口内炎は歯並びのせい?

繰り返す口内炎は歯並びのせい?

こんにちは。
横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
口内炎 歯並び
口内炎は誰もが一度は経験したことがあるでしょう。
口内炎ができると食事や会話といった口の動きで痛みを感じることがあり、治るまでつらいものです。

中には同じところに繰り返し口内炎ができる方もいます。
そのような場合、もしかしたら歯並びが関係しているかもしれません。

そこで今回は「繰り返す口内炎は歯並びのせい?」について解説します。

そもそも口内炎とは?

口内炎は、口の中の粘膜や舌にできる潰瘍のことです。
口内炎ができる場所によって、食事や会話など支障をきたすことがあります。
口内炎 歯並び
ストレスや疲れ、栄養不足などが原因となることが多いですが、歯で舌や頬の粘膜を噛んだ傷から口内炎に発展することもあります。
以下は、口内炎の主な種類です。

・カタル性口内炎:舌や粘膜が傷つくことによってできる
・アフタ性口内炎:ストレスや生活習慣の乱れによってできる
・ウイルス性口内炎:ヘルペスなどのウイルスによってできる
・カンジダ性口内炎:カビの一種であるカンジダ菌によってできる
・ニコチン性口内炎:タバコのニコチンが原因でできる

通常1~2週間程度で自然に治癒しますが、痛みや不快感が強い場合は、ステロイド軟膏の塗布や歯科医院でのレーザー治療などが必要になることもあります。

繰り返す口内炎は歯並びが関係している?

歯並びが原因でカタル性口内炎ができることがあります。
たとえば、頬側に歯が斜傾して生えている場合、噛み合わせることで歯が粘膜にあたり、傷ついて口内炎ができます。
ほかにも、深い噛み合わせの場合、上の歯で下あごの歯ぐきを傷つけてしまうことも。
口内炎 歯並び
また、歯並びが悪いと、歯と歯の間に食べかすが溜まりやすく、お口の中の細菌が繁殖しやすい環境になります。
それにより、傷口に細菌が侵入すると、炎症を起こして口内炎に発展したり大きくなったりするのです。

歯並びが原因で口内炎ができている場合、同じ箇所をさらに傷つけてしまうこともあるため、治りが遅くなることもあります。
歯磨きやうがい、栄養バランスの良い食生活、十分な睡眠なども大切ですが、歯列矯正で口内炎を予防することも可能です。

繰り返しできる口内炎を治すには?

口内炎ができた場合、1日でも早く治したいものですよね。できる限り早く治す方法には、以下のようなことが挙げられます。

お口の中を清潔に保つ

お口の中を清潔に保つことで、口内炎の治療を早められる可能性があります。
食後は歯磨き丁寧に行い、歯間ブラシやフロスを使用して歯と歯の間に付着した汚れもしっかり落としましょう。
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ビタミンを摂取する

口内炎ができてしまった場合は、ビタミンB群を摂取することもおすすめです。
特に粘膜や皮膚を守る働きがあるビタミンB2、皮膚や粘膜の健康を維持するビタミンB6は口内炎の治療や予防に役立ちます。
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生活習慣の改善

ストレスや栄養不足、睡眠不足などは口内炎の原因になるため、適度な運動やバランスの良い食事、十分な睡眠をとるなど規則正しい生活を心がけましょう。口内炎 歯並び

まとめ

口内炎ができた場合、お口の中を清潔に保ち、栄養バランスの良い食生活や十分な睡眠など心がけることで自然に治ります。しかし「いつも同じ場所を噛んで、口内炎ができる」という方は、歯並びが原因かもしれません。このような場合は、歯列矯正で予防できます。また、整った歯並びと噛み合わせは、むし歯や歯周病予防にもつながり、お口の健康も維持できます。

当院は矯正を専門とする歯科医院です。歯並びや噛み合わせが気になる方は、お気軽にご相談ください。