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投稿日:2023.6.16

矯正治療の平均期間・通院頻度ってどのぐらい???

矯正治療の平均期間・通院頻度ってどのぐらい???

大人の矯正治療にはどのくらいの期間がかかるかご存知ですか?
症状によって違いますが、全体矯正では約1年半〜2年半ぐらいの治療期間がかかります。
矯正治療で使用する装置(マウスピースやワイヤー)によっても治療期間は変わってきます。
矯正治療を検討中の方は、気になる治療期間について考えてみましょう。歯並びが整っている

矯正治療の治療期間はどのくらい?

上下全体矯正で行う(成人矯正の)場合、矯正治療の期間は、1年半〜2年半程度です。
あくまでも平均的な期間になり、使用する装置や歯並びの症状や治療方法によって期間が異なります。
個人差があり、あくまでも平均での目安になります。

舌側(裏側)矯正は表側矯正よりも時間がかかる?

「舌側(裏側)矯正は時間がかかる」と言う話を聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれません。
以前はそのように言われていたのですが、現在では舌側矯正でも表側(唇側)矯正と治療期間の差はほとんどありません。

裏側矯正 リンガル

症状によっては舌側(裏側)矯正が向いている場合も

治療の進め方、ブラケットの進化(セルフライゲーションブラケットの登場)などの様々な点で、治療期間の差は無くなってきています。
また、舌側(裏側)矯正は前歯を引き込む(引き下げる)ことを目的としており、
出っ歯などの治療では早い段階で前歯が治ってくる特徴があります。

マウスピース矯正の治療期間は?

軽い症状なら1年前後で完了するケースも
短期間を謳ったマウスピース矯正もありますが、全く同じ症状で比べた際にはワイヤー矯正よりもマウスピース矯正の方が治療期間は長くかかります。
マウスピース矯正の良さは金属のブラケットをつける必要がないことと、目立ちにくい、取り外せることなどです。
治療期間の早さより、治療中の快適さを重視する場合にはマウスピース矯正はお勧めです。
気を付けたい点としては、症状によってワイヤー矯正が最適な治療装置になる場合があり、マウンスピースで治療出来たとしても、
ワイヤーに比べやや時間がかかることがあります。

マウスピース矯正 見えない矯正

矯正治療中の通院頻度は?

矯正治療中に実際どのくらいの間隔で通院が必要なのかも、治療前に気になることだと思います。
実際に装着する装置の種類(マウスピースまたはワイヤー)によって異なります。

・舌側(裏側)などワイヤー矯正の通院頻度→約1ヶ月に1回の通院が目安 ※当院の場合
・マウスピース型矯正→約1ヶ月〜3ヶ月に1回の通院が目安 ※当院の場合
治療の段階によっても頻度は異なります。

ただし、治療開始後すぐは、装置の調整以外に、やすりがけ(ディスキング)やアタッチメントの装着、アンカースクリューの埋入などを行うこともあり、
上記よりも通院頻度が多くなる場合があります。マウスピース型矯正は患者様ご自身で付け替えていくため、通院頻度が少ないことが特徴です。

矯正治療期間 通院

保定期間について

矯正治療は1年半〜2年半程度の期間だと述べましたが、
治療後すぐのお口の中はとても不安定であり、歯が元の位置に戻ろうとします。(後戻りと呼びます)
矯正治療によって揃えた歯を保つためには、保定装置(キープ用マウスピース、リテーナーと呼びます)をつけて、
後戻りを防ぐ「保定期間」が必要となります。

保定期間はどのぐらい?

保定期間は矯正にかかった期間+半年間程度が理想です。
当院のリテーナーは主にマウスピース型ですので、保定期間中は装着時間を守るようにしましょう。
少し長く感じるかもしれませんが、リテーナーは歯を動かしているわけではないので、
矯正力はなく、装着しても痛み等などはありません。

まとめ

矯正治療の期間と通院頻度・保定期間についてお伝えしました。
期間は個人差があり、あくまでも平均での目安になりますので、
矯正をお考えの方は早めにカウンセリング・検査を受けられることをお勧めします!

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