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ブログ

投稿日:2023/09/18

矯正歯科と美容歯科の違いは?

こんにちは。
横浜駅西口から徒歩3分の歯科矯正専門医院、横浜駅前歯科・矯正歯科です。
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます。

矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いは歯科医院の看板でも診療科目が「審美歯科」「矯正歯科」「美容歯科」などの項目を目にする機会があるかと思います。
多くの方は外見の改善に大きな価値をおいており、これらの診療科目も「外見の改善」を目的としています。
しかしその「外見の改善」も同じように感じますが、それぞれの目的・治療内容は大きく異なります
お口元を綺麗にするためには、どのようになりたいかイメージしましょう。
後悔しないために、それぞれの治療方針と治療方法を理解した上で、なりたいイメージに沿った歯科医院を選択してください。矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いは

矯正歯科の特徴

矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いは矯正歯科とは歯並びや咬み合わせの機能回復を目的とし、長期間を費やしご自身の歯を綺麗に配列させていく治療です。
綺麗な歯並びにするために歯を削って詰め物を被せたりはせず、ご自身の歯を活かすのが最大の特徴です。
施術の中で歯を綺麗に並べるスペースの確保が必要な場合は、歯を抜いたり歯の側面を削る可能性はあります。
矯正治療の目的は歯並びだけでなく、咬み合わせの改善や生活の質の向上に目を向けていて、歯科疾患・全身疾患の予防にもなります。

矯正歯科は一般の歯科医院に入っている所もありますが、当院のように、専門で矯正歯科医院を開院しているところもあります。
一般の歯科医院では定期的に歯のお掃除や治療も行えるので、全て1つの歯科医院で治療することができますが、各曜日に非常勤で矯正の先生が在籍している歯科医院が多く、矯正装置にトラブルや痛みが出ても矯正を行っている曜日でなければ先生が出勤していないため、対応してくれないケースもあります。
一方で専門の矯正歯科だとクリーニングや虫歯や抜歯などの治療は一般歯科に回されることが多く負担になる場合もありますが、診療日は対応してくれるので安心して矯正治療を行えるかと思います。
矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いは
自然な美しさを手に入れ、何十年先もご自身の歯で健康に生活したいなら矯正歯科がおすすめです。

美容歯科の特徴

矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いは美容歯科は外見の美しさを重視とした美容目的で、人工的に歯並びを整える治療です。
咬み合わせや機能面は考慮せずに、気になる部位を治すために歯を抜いたり削ってセラミックなどを被せます。
矯正治療のように長い治療期間は要せず、比較的短い期間で気になる部分が改善できるのが最大の特徴で、色や形もご自身の好みに寄せれるので手っ取り早く「綺麗」を手に入れたい方は美容歯科で治療しています。

美容歯科は専門のクリニックで診療している所が多く仕切りが高いように感じますが、一方で審美歯科は一般の歯科医院で治療を行ってます。

審美歯科とは、美容歯科同様に外見を改善することを目的としていますが、外見だけでなく歯や歯茎、咬み合わせなど機能面も考慮しているため長い年月が経っても安心できます。

審美歯科と美容歯科の違いは明確に定義が定められていないですが、歯の維持や機能面の改善を図りながらも外見の改善をすることが目的としているのか、歯や機能面の維持を犠牲にしても外見の美しさの向上を目的としているかです。

歯列矯正だと治療期間が長く費用も高額で矯正装置を付けなければいけないため、それを望まない方は美容歯科で治療を行うとスムーズに見た目を変えることができます。
短時間で綺麗な歯や歯並びを手に入れたいなら美容歯科がおすすめです。

安定した口腔内にするには、ご自身で管理できる口腔内環境にすることと、バランスの取れた咬み合わせを確立されて初めて、安定した美を手に入れることができます。
治療を開始すると後戻りできないので、ご自身の要望とそれぞれのメリット・デメリットを照らし合わせて、後悔のない治療を選択してください。

矯正歯科のリスク

矯正治療には自分の歯並びを良くすることによって、顔貌の変化や歯磨きがしやすくなり虫歯や歯周病のリスクが下がります。
また、咬み合わせを改善することによって全身のバランスが整うので、顎関節症や頭痛、肩こりなどの発症のリスクを抑え、将来的に歯の寿命が長く身体の健康に繋がるメリットがあります。
しかし治療中のデメリットや、矯正治療を行うにあたってのリスクも伴うのでこちらの理解も重要です。

1.治療期間が長い

矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いは歯並びによって異なりますが、平均1年半~3年かけて歯並びを改善していきますので、まずは1つめは治療期間が長いということです。
終わってみれば短く感じますが治療期間中は長く感じてしまうので、その点は美容歯科の方が治療期間が短くメリットに感じます。

2.審美性に劣る

矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いは近年はマウスピース矯正が主流になっているので、あまり目立たず矯正治療を行えますが、歯並びの症例によっては固定式のワイヤー矯正で治療を行う必要があります。
表側のワイヤー矯正だとコンプレックスに感じてしまい、治療期間の精神的ストレスは大きくなるでしょう。

3.痛みを伴う

矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いはどの種類の矯正装置でも本来動かない歯に力を加えて無理に動かすので、矯正装置を装着して1週間程は痛みや不快感を感じる方が多いです。
始めて装着する時だけでなく、ワイヤー調整後やマウスピース交換後、歯の移動の補助を行う顎間ゴムを装着した際にも痛みが伴う場合があります。

4.抜歯や歯を削る必要なケースがある

矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いは矯正治療を行うにあたって、歯が綺麗に並ぶスペースがない場合は抜歯をして確保するケースがあります。
または歯の側面を0.2㎜~0.5㎜を削りスペースのを確保する方法もあります。
これらを避けて矯正を行うと、口元の突出感が解消せず満足のいく仕上がりにならなかったり、Eラインの改善も難しくなるので抜歯をする方は多いです。

5.虫歯や歯周病の発症

マウスピース矯正は取り外しが可能ですが、ワイヤー矯正は固定式の矯正装置のため歯磨きが難しく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
歯間ブラシなどの補助的清掃用具を併用し普段以上に丁寧な歯磨きを行うことと、定期的に歯科医院でクリーニングを行うことが重要です。

6.歯根吸収

歯に力を加えて動かすことによって歯根が吸収する可能性があり、移動量が多ければ吸収されやすく、歯茎も下がることがあります。
平均的に2.5㎜以内の歯根吸収量ですが、機能的には問題ないと言われています。

美容歯科のリスク

基本的に美容歯科では「セラミック矯正」という、歯にセラミックの被せ物を装着して歯を動かさずに歯並びを改善し、白くて綺麗な歯を手に入れる方法です。
治療期間は1か月から3か月程の短期間で完成することが多く、治療中の痛みが出ないことやセラミックの艶と白さが仕上がりの満足度を高めることが人気の理由です。
魅力的なセラミック矯正ですが、目先のことを重視して治療を行うと後悔する可能性があるので、リスクをしっかり把握しておきましょう。

1.健康な歯を削る

矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いはセラミックを装着するため、健康な歯が犠牲になります。
割れる可能性を避けるためにセラミックに厚みを持たすので、切削量も多く知覚過敏になる可能性があります。
万が一知覚過敏が治らなかったり、切削量が多く歯の神経付近まで削ってしまうと神経を取る処置をしなければなりません。
神経を取ると歯が脆くなり、数年後に痛みが出たり根っこの先で膿が溜まったりする可能性が高くなります。
不必要に歯を削ったり神経を取ることは歯の寿命が短くなるでしょう。

2.一生ものではない

セラミックは経年的な変色などが起こりにくいですが、歯茎が下がってくることによってセラミックと歯茎の隙間ができてきたり、装着したセメントが劣化して外れてしまったり、完成した時とは状態が変化してきます。
また、歯ぎしりや食いしばりなとで欠けたり割れたりする可能性があり、歯磨きや定期検診を怠るとセラミックの歯が虫歯になることもあります。
セラミックの歯にも寿命があるので、やり直す時が来るかもしれません。

3.咬み合わせは改善しない

矯正歯科 審美歯科 美容歯科 違いはセラミックを装着して歯並びを綺麗に見せているだけで、実際に歯を動かしていないので歯の軸や咬み合わせは変わっていません
さらに被せることによって咬み合わせが崩れる場合もあり、左右のバランスが悪くなると歯や身体に負担をかけることになります。
「矯正歯科」「美容歯科」「審美歯科」の違いを確認し、ご自身が目標にする歯の美しさを重視している事が同じ方向と思われる歯科を選ぶと納得のいく施術が受けられるでしょう。

歯並びが気になる方はまずは無料の矯正カウンセリングへお越しください。
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